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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第6章 『仲間』
 さて問題です。次のうち僕こと簗瀬太一に起こった事件は何でしょう?

 1 自宅が火事で全焼
 2 家から火が出て燃え尽きた
 3 我が家が季節外れのキャンプファイヤー(的なもの)ですべてが灰になった。

 …全部正解。ていうか三択の意味なし。

 ええ、燃えましたよ、我が家。
 出荷が隣の家からというのが泣ける。雨が少なくて空気が乾燥していたというのがさらに泣ける。火元から我が家にかけていい強さの風が吹いていたとか、もう号泣レベル。

 幸いうちもお隣さんも怪我人も出なくて、そこは不幸中の幸い。出火が昼間だったこともあり、僕の父親は会社、母親は近所の奥様仲間と近くのファミレスでおしゃべりランチ。僕は仕事で事務所にいたから我が家は全員無事。

 『パンツァーカイル』の仕事に必要なパソコンもデジカメも、アダルト動画も仕事のデータも入っている外付けハードディスクも、ついでに言えばPSvitaも事務所に持ってきていたから全部無事。
 だけど小さい頃から部屋に置いてある、捨てるに捨てられずすっと生活を共にしてきた熊のぬいぐるみは燃えてしまった。

 ともかく怪我もなく必要なものも手元にあるのだから必要以上にお隣さんを責めても仕方がない。

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