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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第7章 過去から来た少女
「私ね」
ぽつり、とカエさんが言う。
「高校生の頃、ずっと痴漢されてたんだ」
「…え?」
突然の告白に戸惑う僕。ハルナさんといい『パンツァーカイル』のメンバーの痴漢遭遇率高くないか…? 強いて言うならそれだけ美女揃いだ、ということか。
「毎日毎日、ずっと」
「あの…?」
小さな溜息がカエさんの口から漏れた。
「やっぱり覚えてないか」
「え…?」
「ううん、何でもない」
「はあ…」
「ねえ?」
カエさんは横目で僕を見る。伏せ目がちで睫毛が長くて。
何だか見たことのあるような目。
でも…どこで?
「今日さ、太一君の部屋、泊りに行ってもいい?」
ぽつり、とカエさんが言う。
「高校生の頃、ずっと痴漢されてたんだ」
「…え?」
突然の告白に戸惑う僕。ハルナさんといい『パンツァーカイル』のメンバーの痴漢遭遇率高くないか…? 強いて言うならそれだけ美女揃いだ、ということか。
「毎日毎日、ずっと」
「あの…?」
小さな溜息がカエさんの口から漏れた。
「やっぱり覚えてないか」
「え…?」
「ううん、何でもない」
「はあ…」
「ねえ?」
カエさんは横目で僕を見る。伏せ目がちで睫毛が長くて。
何だか見たことのあるような目。
でも…どこで?
「今日さ、太一君の部屋、泊りに行ってもいい?」