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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第1章 『パンツァーカイル』
 射精後急に冷静になった僕はズボンに精液が飛び散るのも構わずにしまい込み、座席からそそくさと立ち、タイミングよく開いたドアから外へと飛び出した。
 怖くて後ろを振り返れなかった。電車から飛びおりると逃げるように改札を駆け抜けた。

 これが僕の初めての痴漢体験。
 射精までしてしまった、痴漢の初体験。
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