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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第8章 いざ大舞台へ!
ステージの上では『パンツァーカイル』が弾けるような輝くパフォーマンスを見せている。
前座、オープニングアクト。言い方はいろいろあれど、要はメインの添え物だ。主役のために会場をあっためるのが『パンツァーカイル』の役目だ。
なのにどうして彼女達はこんなに輝いているんだろう?
誰にも期待されず誰も彼女達を知らない中で、今までの最高のパフォーマンスで僕の視線を釘付けにする。
ボックス席に一緒に座っている社長たちの存在をすっかり忘れて、ステージの上の五つの光に心を奪われる。
ああ、僕はここにいれてよかった。『パンツァーカイル』に関われてよかった。
…生まれてきてよかった。
痴漢以外に趣味も特技も持たず、深い人間関係も築けなかった僕は生きていても仕方がない人間だと、そう自分を決めつけていた。
でも。
僕を変えてくれた出会いと出会いからの日々。
前座、オープニングアクト。言い方はいろいろあれど、要はメインの添え物だ。主役のために会場をあっためるのが『パンツァーカイル』の役目だ。
なのにどうして彼女達はこんなに輝いているんだろう?
誰にも期待されず誰も彼女達を知らない中で、今までの最高のパフォーマンスで僕の視線を釘付けにする。
ボックス席に一緒に座っている社長たちの存在をすっかり忘れて、ステージの上の五つの光に心を奪われる。
ああ、僕はここにいれてよかった。『パンツァーカイル』に関われてよかった。
…生まれてきてよかった。
痴漢以外に趣味も特技も持たず、深い人間関係も築けなかった僕は生きていても仕方がない人間だと、そう自分を決めつけていた。
でも。
僕を変えてくれた出会いと出会いからの日々。