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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第9章 『パンツァーカイル』は永遠に
「みんな今日はどうもありがとう!」

 シーカさんが客席を煽る。その声に盛り上がる観客達。

「それではメンバー紹介! まずはベース、カエさん!」

 ベースの音をいつも通りにセクシーに響かせたカエさんが客席の温度を押し上げる。

 僕とカエさんは夜を共に過ごすことがある。でも僕が童貞だと知ったカエさんはいつも焦らして焦らしてまだ初体験はさせてくれてはいない。ライブの後、火照った体を冷ますために使われているようなものだけど、それでも美味しい思いが出来ているから僕にも断る理由はない。いつも最後は口か手で気持ちよくさせてもらっているし。

 今日もライブの終わった後で部屋に来る約束をしている。

「お次はギターの…ハルナっ!」

 甘々ショートケーキの豹変少女、ハルナさんの激しい音が観客を痺れさせる。

 ライブが続いて疲労が溜まると僕に甘えて来るようになった。元々ライブの時にキャラの変わるハルナさんは精神的な疲労が深い。それを癒すように僕に体を擦り付けるようにして眠る。そして我慢出来ずに胸をまさぐる僕の性欲をいつも受けとめてくれている。胸以外はまだ触らせてくれていないけど、大きな胸に埋もれて眠るのはとても気持ちがいい。

「ドラムはリーダーのイズミさん!」

 音色に心強さと安定感を増したイズミさんのドラムは圧倒的な包容力で会場全体を包み込む。

 最後のライブの成功を条件に処女を僕にくれる、という約束は果たせなかった。それでも僕の仕事を認めてくれて今でも「ご褒美」と言わんばかりに体と口でご奉仕してくれることがある。まだ処女のままのイズミさんだけど、デリヘルとしても人気を集めているしバンドのリーダーとしてもいちばん根元を支えてくれている。

「ヴォーカルはシーカ!」

 カエさんに紹介されたシーカさんが軽やかなステップでステージを走り回り観客の声のレベルが一段高くなる。

 責任感と思い込みの強さから時折潰れそうになると僕に体を見せ、そうやって自分の弱さを克服していくのが恒例の儀式になった。ステージでは強気なシーカさんもそうやって弱くなる時がある。僕はそんな姿を見せてくれるのがとても嬉しい。僕はその度に裸のシーカさんを抱きしめ、そしてシーカさんは散々恥ずかしがりながらも僕の腕の中で強い自分を取り戻している。
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