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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第1章 『パンツァーカイル』
「あたし達のファンってやっぱり女の子より男の人のほうが多いのよ。女の子ファンを増やす方法は女同士であたし達が考える。だから」
指をびっと僕に突きつける。
「男性ファンを増やす方法はあんたが考えなさい」
「ぼ、僕がですか…?」
「男のことは男が考える。これ常識」
自分で言ってうんうん頷くシーカさん。
「ということは」
サラサラの髪をふんわりとかき上げたカエさんが僕に向き直る。
「今まで見たいに雑用ってだけじゃなくて、これからは太一君は『パンツァーカイル』のプロデューサーってことね」
さらっと重大な発言をしてニコニコと話を結ぶ。
ぷ、ぷろでゅーさーですと!?
僕、ただのバイトでお手つだおの雑用係ですよ? そんな重荷背負うのまっぴらごめんですよ。
そんな僕の心の声は、もちろん声にはならなかった。
繰り返す。僕は内気で臆病だ。今みたいなこと、声に出して言えたためしなんかほとんどない。
「あんたがあたし達のいいところを引き出すのよ。男目線でね」
…男目線で女子のいいところを。
この言葉に僕は揺れた。
こ、これはメンバーを僕好みにしちゃってもいいってことですか?
っていうほど感動したわけじゃないけど、もしも男目線でメンバーそれぞれの(エロくて)いいところを引き出すことが出来れば、それはとても楽しいだろう。
「わ、分かりました。みさなんの(エロくて)いいところを引き出せるように頑張りうます」
「よろしくね。いいところ、いっぱい見つけてね」
「はい。(エロい部分で)いっぱい見つけます」
こうして僕は女子メンバーの魅力を(エロい部分を中心に)発掘していくことになった。
文中に何だかおかしな(カッコ)があったのはお気になさらずに。
CD残り八百四十二枚。
指をびっと僕に突きつける。
「男性ファンを増やす方法はあんたが考えなさい」
「ぼ、僕がですか…?」
「男のことは男が考える。これ常識」
自分で言ってうんうん頷くシーカさん。
「ということは」
サラサラの髪をふんわりとかき上げたカエさんが僕に向き直る。
「今まで見たいに雑用ってだけじゃなくて、これからは太一君は『パンツァーカイル』のプロデューサーってことね」
さらっと重大な発言をしてニコニコと話を結ぶ。
ぷ、ぷろでゅーさーですと!?
僕、ただのバイトでお手つだおの雑用係ですよ? そんな重荷背負うのまっぴらごめんですよ。
そんな僕の心の声は、もちろん声にはならなかった。
繰り返す。僕は内気で臆病だ。今みたいなこと、声に出して言えたためしなんかほとんどない。
「あんたがあたし達のいいところを引き出すのよ。男目線でね」
…男目線で女子のいいところを。
この言葉に僕は揺れた。
こ、これはメンバーを僕好みにしちゃってもいいってことですか?
っていうほど感動したわけじゃないけど、もしも男目線でメンバーそれぞれの(エロくて)いいところを引き出すことが出来れば、それはとても楽しいだろう。
「わ、分かりました。みさなんの(エロくて)いいところを引き出せるように頑張りうます」
「よろしくね。いいところ、いっぱい見つけてね」
「はい。(エロい部分で)いっぱい見つけます」
こうして僕は女子メンバーの魅力を(エロい部分を中心に)発掘していくことになった。
文中に何だかおかしな(カッコ)があったのはお気になさらずに。
CD残り八百四十二枚。