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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
「まあ、確かにちょっとエッチな感じのもありますけど…」
「うん、みんな自然な写真ではあるわよね」
「でも恥ずかしいです…」
「んー、ハルナちゃんの写真、かわいいよ」
ハルナさんとカエさんがそれぞれに感想を言う。
この二人は本当に仲がいい。というかメンバーの中でクッションのような存在のハルナさんと、この中では性癖以外はまともなカエさんはいつもこうやって揉め事を柔らかく解消してくれている。
直線的な性格のシーカさんも、この二人のやり取りを聞いている間に頭が冷えるみたい。
「…でも、これはちょっとやりすぎじゃないの?」
「あの、下着とかそういうのが写っているわけではないので…」
「そういう問題じゃないでしょ」
「…はい」
それでもやっぱりシーカさんは強い。っていうか僕が弱いのか。
ここで押し切れればいいのに、それが出来ないのが、The 僕。
「太一君はこれで男性ファンが増えると思う?」
今度助けてくれたのはカエさん。
カエさんはいつも優しい。
「あの、すぐに増えるとかはないかもしれないですけど、バンドに興味を持ってもらうきっかけにはなるかと」
「そうね。一年って期限がある以上、どんなきっかけだろうと興味を持ってもらうのは大事よね」
「…実はこの後の展開も考えてまして…ちょっと準備に時間がかかりますけど」
「うん、ならさ、ちょっと恥ずかしいけどここは太一君に任せてみよう。だってこんなにいい写真が撮れるんだもん。期待してみてもいいんじゃない?」
カエさんがハルナさんとシーカさんを順番に見渡す。イズミさんは黙って頷いてくれた。
かくしてカエさんの説得により僕の写真はそのままそのまま残されることになった。
でも、みんな気を付けろ。カエさんは見られて興奮するタチの人なんだ。
ちょっとエッチな写真を見られたいんだ、きっとそうだ。
僕の心の声が聞こえたのか、カエさんはこっちを見てにっこり笑う。
シーカさんはまだちょっと僕を睨んでいた。
この後のやり方次第では殺ス。
そんな目だ。
そして僕はきっと、この後殺される。
でも、僕の『痴漢脳』はこの企画が絶対に成功するとビンビンに告げている。
「うん、みんな自然な写真ではあるわよね」
「でも恥ずかしいです…」
「んー、ハルナちゃんの写真、かわいいよ」
ハルナさんとカエさんがそれぞれに感想を言う。
この二人は本当に仲がいい。というかメンバーの中でクッションのような存在のハルナさんと、この中では性癖以外はまともなカエさんはいつもこうやって揉め事を柔らかく解消してくれている。
直線的な性格のシーカさんも、この二人のやり取りを聞いている間に頭が冷えるみたい。
「…でも、これはちょっとやりすぎじゃないの?」
「あの、下着とかそういうのが写っているわけではないので…」
「そういう問題じゃないでしょ」
「…はい」
それでもやっぱりシーカさんは強い。っていうか僕が弱いのか。
ここで押し切れればいいのに、それが出来ないのが、The 僕。
「太一君はこれで男性ファンが増えると思う?」
今度助けてくれたのはカエさん。
カエさんはいつも優しい。
「あの、すぐに増えるとかはないかもしれないですけど、バンドに興味を持ってもらうきっかけにはなるかと」
「そうね。一年って期限がある以上、どんなきっかけだろうと興味を持ってもらうのは大事よね」
「…実はこの後の展開も考えてまして…ちょっと準備に時間がかかりますけど」
「うん、ならさ、ちょっと恥ずかしいけどここは太一君に任せてみよう。だってこんなにいい写真が撮れるんだもん。期待してみてもいいんじゃない?」
カエさんがハルナさんとシーカさんを順番に見渡す。イズミさんは黙って頷いてくれた。
かくしてカエさんの説得により僕の写真はそのままそのまま残されることになった。
でも、みんな気を付けろ。カエさんは見られて興奮するタチの人なんだ。
ちょっとエッチな写真を見られたいんだ、きっとそうだ。
僕の心の声が聞こえたのか、カエさんはこっちを見てにっこり笑う。
シーカさんはまだちょっと僕を睨んでいた。
この後のやり方次第では殺ス。
そんな目だ。
そして僕はきっと、この後殺される。
でも、僕の『痴漢脳』はこの企画が絶対に成功するとビンビンに告げている。