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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
「ちょっと」

 この数日で三回目のシーカさんの「ちょっと」は、今までで一番トゲトゲしていた。

 今日はライブ。ワンマンではないものの、百人は入りそうなちょっと大きなライブハウスで演奏することになっていた。
 
 この日、僕は「男性メンバーを増やそうキャンペーン」という、企画名が聞くたびに微妙に変わるこの企画のため、ヴォーカルのシーカさんの衣装を用意させてもらっていた。
 企画名が毎回ちょっとずつ違うのはシーカさんがその場のノリと勢いで言っているからだ。実にシーカさんらしい。

 ノリと勢いと真っ直ぐさ。そしてまだ未完ではあるもののいつか大きく花開くであろうカリスマを持つシーカさんは、同時に綺麗な太ももと魅力的なお尻も併せ持っている。

 きゅっと上を向いてぷりんと丸くて座ると体の下で柔らかく形をひしゃげさせるお尻。

 シーカさんのお尻には僕はうるさいよ。何故ならそのお尻に魅せられて何枚も写真を撮ったんだから。
 正座のように足を揃えて、そのまま上半身を前に倒し、床に置いた楽譜を真剣に見ている姿の写真がある。
 ちょっと後ろに突き出されたそのお尻の丸さ。もう、本当にまん丸。今すぐ触りたいくらいにまん丸。触って揉んで、そしていろいろしたくなるほど綺麗なまん丸。

 そのお尻の魅力は十分に武器になる。きっと男性ファンが増える。
 だから僕が用意したシーカさんの今日の衣装はお尻の下側がはみ出るほど短いデニムのショートパンツ。

 足は日本人らしくそれほど長くないものの、逆にそれが親しみやすさを感じるポイントにもなっている。
 そこから健康的で形のいい太ももが伸び、そしてお尻と太ももの境目当たり、丸い膨らみの下側が少しだけ、でも確実に見えている。
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