この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶が舞う時
第6章 愛欲
それから俺と菜採は一緒にシャワーを浴びた後、菜採が買ったペアーのトレーナーを着てみた。

「おじさん、似合うよ。菜採とペアーだし。」

「菜採、55歳と18歳がペアーの服とか可笑しいだろ?」

「おじさん、菜採とペアーが嫌なの?」

「嫌じゃないが…」

俺は話題を変え

「今晩は何を食べようか?」

「おじさん、今晩のご飯、菜採が作っていい?」

「本当か? いいけど、大丈夫?」

「おじさん、何がいい?」

「菜採におまかせだな。何でもOk!」

「じゃ、鶏の唐揚げにするね。」

「ならば、近くのスーパーに買い出しに行くか。」

「おじさんは余り料理をしないから、調味料とか米も買わないと」


それから俺と菜採は、車で近くのスーパーに向かった。

店内入り口で買い物カートを探し、俺がカートを持つと菜採はすぐに腕を組む。

菜採は楽しそうに店内を見渡し、

「おじさんと菜採、夫婦みたい…」

「菜採、中年親父と少女が腕を組んでも誰も夫婦と思わないよ。」

「いいの! 菜採とおじさんだけが思えば!」

「はい、はい、菜採さんの仰る通りです…」

菜採は笑いながら必要な食材をカートに入れていく。

一通り買い揃えたところでレジに並ぶと、俺は買い忘れに気付き、再び売り場に戻った。

目的の商品を手にしてレジに戻ると、既に会計が始まっていて、菜採が不安げに俺を探していた。

「おじさん、何処に行ってたの?」

俺は手にした商品をカートに投げ込み、

「ゴメン、ゴメン。ちょっと買い忘れがあって…」

店員がその商品をスキャンしょうとした時、一瞬俺と菜採の顔を見た。

「何か?」

俺は店員に聞くと

「いえ、別に…」

会計を済ませ、後方の台に移動して買い物袋に入れ始めると

「ねぇ、おじさん、さっきの店員さんどうしたの?」

「ああ、これだろ。」

俺はコンドームと書かれた箱を見せる。

「いつか必要だろ?」

菜採は顔を赤らめ、

「おじさんの変態! 普通、お父さんが娘の前でコンドームは買わないよ。」


確かに…


「でもおじさんは菜採の恋人だから、許してあげるね!」

菜採は俺と腕を組み、出口へ俺を引っ張って行った。
/181ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ