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蝶が舞う時
第2章 菜摘
車に戻り菜摘が少し落ち着いたのを確認すると
「菜摘ちゃん、あのサイトの掲示板の目的は理解してる?」
菜摘は小さな声で
「男の人とHすることでお金を援助してもらうこと…です…」
「菜摘ちゃんはH の経験はあるの?」
「一度だけ、同級生の男の子と…」
「こんなサイトを知っていたの?」
「ネットで…」
「おじさん…私は駄目ですか?」
菜摘は再度聞いてきた。
「駄目だったらどうするの?」
「また掲示板で捜します…お金が無いんです…何処にも泊まれません…」
今日は最悪の日だ。こんな面倒に巻き込まれるなんて!
仮にこの子を抱いてイチゴ(1万5千円)を渡しても、その後どうするのだろう?
そんな状況を繰り返することで、この子はどうなっていくのか?
本来ならこんな余計な事を考えずに済んだ…
暫く悩んだ…
菜摘はずっと下を向いたまま。
俺は結論を出した。
「菜摘ちゃん、じぁ、こうしょう。」
「今日はおじさんの所に泊めてあげる。そして明日はお金を渡すので一旦家に帰ること。」
暫くして菜摘は小さく頷くと
「おじさんの家が迷惑じゃないですか?」
「家と云っても1LDK のマンションだし、3年前に奥さんと別れて独り暮らしだから別に迷惑じゃない。」
「それで良いかい?」
菜摘は黙ったまま小さく頷く。
俺は車のエンジンを掛け、家方向に走り出した。
俺はいったい何をしてるのか!
頭の中で何度も問い詰めた。
「菜摘ちゃん、あのサイトの掲示板の目的は理解してる?」
菜摘は小さな声で
「男の人とHすることでお金を援助してもらうこと…です…」
「菜摘ちゃんはH の経験はあるの?」
「一度だけ、同級生の男の子と…」
「こんなサイトを知っていたの?」
「ネットで…」
「おじさん…私は駄目ですか?」
菜摘は再度聞いてきた。
「駄目だったらどうするの?」
「また掲示板で捜します…お金が無いんです…何処にも泊まれません…」
今日は最悪の日だ。こんな面倒に巻き込まれるなんて!
仮にこの子を抱いてイチゴ(1万5千円)を渡しても、その後どうするのだろう?
そんな状況を繰り返することで、この子はどうなっていくのか?
本来ならこんな余計な事を考えずに済んだ…
暫く悩んだ…
菜摘はずっと下を向いたまま。
俺は結論を出した。
「菜摘ちゃん、じぁ、こうしょう。」
「今日はおじさんの所に泊めてあげる。そして明日はお金を渡すので一旦家に帰ること。」
暫くして菜摘は小さく頷くと
「おじさんの家が迷惑じゃないですか?」
「家と云っても1LDK のマンションだし、3年前に奥さんと別れて独り暮らしだから別に迷惑じゃない。」
「それで良いかい?」
菜摘は黙ったまま小さく頷く。
俺は車のエンジンを掛け、家方向に走り出した。
俺はいったい何をしてるのか!
頭の中で何度も問い詰めた。