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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美
『同居っ?』
『嫌なわけ?』
『なんて言ったらいいかわかんなくて…』
『2年前の研修で落とした財布を探して見つけてくれた時から江崎を気にいっているんだけど』
『…矢嶋先輩』
矢嶋夏帆(かほ)・30歳は菜々美の研修時から半年後にアサヒコーポレーションを辞めているが、
住まいが駅から2つ先であるが為に今日みたいにスーパーであったりするのだ。
お世話になった先輩であるが菜々美は結城を思い頷く事が出来ない。
♪♪♪
メール着信、相手は。
『…結城さん』
『何?彼氏?』
あ〜あ、と言わんばかりに先輩矢嶋は両手をひらひらさせ菜々美の肩を撫でた。
【菜々美?帰りが遅いけど何かありました?】
『結城って男?…図星?
いつの間に江崎は彼なんて作ったんだか』
『先輩あたし悪い事なんてしてません』
2人が席を立ちレジへ向かう中で男性店員は舌打ちし無理矢理営業スマイルで精算。
矢嶋夏帆がいた事からたまごホリックで菜々美に何もなかったが1つ誤算ありなのは、
菜々美が式場やハニーデイズでみたあの女がいた事。
『結城?啓輔が最近つれないのは今の女のせい?』
そんな言葉を呟かれていようとは知るよしもなく。
1時間後、菜々美は帰宅し脱衣場でブラウスを脱ぎながらため息。
『先輩にばったり会ってしまったおかげで帰りが遅くなっちゃって…
たまごホリックで…
……疲れた。
知り合いに気をつけて?
知り合い?トラブル?』
結城さんからの忠告?
予言?
あたしに未来はないの?
『嫌なわけ?』
『なんて言ったらいいかわかんなくて…』
『2年前の研修で落とした財布を探して見つけてくれた時から江崎を気にいっているんだけど』
『…矢嶋先輩』
矢嶋夏帆(かほ)・30歳は菜々美の研修時から半年後にアサヒコーポレーションを辞めているが、
住まいが駅から2つ先であるが為に今日みたいにスーパーであったりするのだ。
お世話になった先輩であるが菜々美は結城を思い頷く事が出来ない。
♪♪♪
メール着信、相手は。
『…結城さん』
『何?彼氏?』
あ〜あ、と言わんばかりに先輩矢嶋は両手をひらひらさせ菜々美の肩を撫でた。
【菜々美?帰りが遅いけど何かありました?】
『結城って男?…図星?
いつの間に江崎は彼なんて作ったんだか』
『先輩あたし悪い事なんてしてません』
2人が席を立ちレジへ向かう中で男性店員は舌打ちし無理矢理営業スマイルで精算。
矢嶋夏帆がいた事からたまごホリックで菜々美に何もなかったが1つ誤算ありなのは、
菜々美が式場やハニーデイズでみたあの女がいた事。
『結城?啓輔が最近つれないのは今の女のせい?』
そんな言葉を呟かれていようとは知るよしもなく。
1時間後、菜々美は帰宅し脱衣場でブラウスを脱ぎながらため息。
『先輩にばったり会ってしまったおかげで帰りが遅くなっちゃって…
たまごホリックで…
……疲れた。
知り合いに気をつけて?
知り合い?トラブル?』
結城さんからの忠告?
予言?
あたしに未来はないの?