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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美

……

リビングでベッドで愛し合うキスや身体の絡み、
勤務前の寂しさと切なさからのキス。

『隙があり過ぎますよ?』
からかいの口調かと思っていたが昨夜も今朝も真顔で同じセリフに不安になる菜々美。

『結城さんエッチしてもあたしには未来は見えないのよね?』
『今更何を、前にも伝えているはずです。
支度しないと仕事に遅れますよ?』
結城はスーツの上着をハンガーから外し袖を通すはずみで内ポケットから2つ折にされたハガキが落ちる。『拾わなくていい』
手を伸ばす彼女に彼は不機嫌になる。

『プライベートだ…』

プライベート?
結城さんって郵便物を無造作に折ったりなんかしないのにこのハガキには何が書いてあるの?
プライベート………
まるで知られたくないような?

隠すようにポケットへ入れても〔検診〕の文字が見えたわ…
検診…検診検診…

あたしには未来は見えない?
ここ何日かキスやエッチの後に必ず真面目な顔で忠告があるのは?
予言では?
あたしとの未来はないって事?

検診って具合悪いの!?

予言はあたしとの未来はなく検診って結城さんの未来も短いって事???!!!
『いやっ!嫌ぁーっ!』

あたし結城菜々美になりたいんです!!
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