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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美
『予言をしていたからなのか次は依頼人自ら脱いだり俺のトランクスに手をかける等…
先がよめる慣れたセックスに快楽から次第に任務化していくようだと。
ああ、いいわ‥‥って依頼人がみんな同じような反応で後10分腰を打ち付ければ達するっていう感覚がみえてつまらなくなった』
『……』
『だからだろうか、
反応がやけに初々しい君が他の依頼人とのセックスの後で思い出されるようになって1人きりの寂しさが増して………』
『結城さん…』
『ワンピースの裾からショーツに手をあてなぞると感じているのに逃げ出した君を何度思い出しただろうか…
慣れた依頼人ならば自ら服を脱ぎながら俺の股関へ手を這わしている。
だが菜々美は逃げ出して――久しぶりに味わう新鮮な感覚とでも言うのか。
胸がもう少しで見えそうな哀れな君のバニーは危なげで腹もたった。
何で君なのか?
恋をしてしまっていた感覚は後からわかっていくのだけれどその時には“依頼人なのに”っていう気持ちが俺を苦しめた……
だけど依頼人でなければ君と出逢わなかった……
菜々美俺と同棲しますか?』
『同棲?今も一緒に暮らしてるわ』
『2007と2008を行き来して生活している。
ちゃんとしたワンルームに帰りたいと思わないのですか?』
『あたしの部屋にいた時も夜に何度も緊急電話が入って勤務先のここへ戻っているわ、
だからあたしは相沢さんやあの人から何を言われてもスイートタイムがいい』
あなたの側なら何処でも――…
『菜々美…君がつらいだけです』
『ううん、あたし平気…』
『―――――菜々美…
結城菜々美になりますか?』
結城さん――…!
先がよめる慣れたセックスに快楽から次第に任務化していくようだと。
ああ、いいわ‥‥って依頼人がみんな同じような反応で後10分腰を打ち付ければ達するっていう感覚がみえてつまらなくなった』
『……』
『だからだろうか、
反応がやけに初々しい君が他の依頼人とのセックスの後で思い出されるようになって1人きりの寂しさが増して………』
『結城さん…』
『ワンピースの裾からショーツに手をあてなぞると感じているのに逃げ出した君を何度思い出しただろうか…
慣れた依頼人ならば自ら服を脱ぎながら俺の股関へ手を這わしている。
だが菜々美は逃げ出して――久しぶりに味わう新鮮な感覚とでも言うのか。
胸がもう少しで見えそうな哀れな君のバニーは危なげで腹もたった。
何で君なのか?
恋をしてしまっていた感覚は後からわかっていくのだけれどその時には“依頼人なのに”っていう気持ちが俺を苦しめた……
だけど依頼人でなければ君と出逢わなかった……
菜々美俺と同棲しますか?』
『同棲?今も一緒に暮らしてるわ』
『2007と2008を行き来して生活している。
ちゃんとしたワンルームに帰りたいと思わないのですか?』
『あたしの部屋にいた時も夜に何度も緊急電話が入って勤務先のここへ戻っているわ、
だからあたしは相沢さんやあの人から何を言われてもスイートタイムがいい』
あなたの側なら何処でも――…
『菜々美…君がつらいだけです』
『ううん、あたし平気…』
『―――――菜々美…
結城菜々美になりますか?』
結城さん――…!