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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美
2時間が経ち菜々美は彼に抱き上げられベッドへと。
夕食の準備や洗い物、食べる事の時間には2人共に当たり障りのない世間話、
スイートタイムホームページを見ての書き込み等の仕事をしているが為に会話はなく。

台所・パソコンが2008にある事でベッドに入る為に2007に移ったわけである。

何故こんな部屋を行ったり来たりややこしい事、
かつて2007は予言部屋に使われ予言をやめた数ヶ月前から江崎菜々美だけの部屋になっているからである。2008は結城が生活をし彼が1人で寝る前にパソコンを見る仕事部屋でもあるからだ。

彼自身・彼女自身この2つの部屋を行ったり来たりする事を予言依頼の出会いには予測すらしていなかったであろう。

今――
横たわる菜々美は見おろす結城を見つめている、
お互いにバスローブをまだ着たまま。

『冬物キャリーバッグや手提げ袋重かったでしょうね』
『陽子がマンションまで、だから大丈夫なの』

『ふうん――大丈夫なんですか、
俺はマンションの合鍵を持っているのに何故?
君の彼なのに何故?
親友の陽子さんに頼むのですか?
玄関の冬物を取りに来て、って一言あれば俺が向かう事も出来たでしょう』

『結城さん…』

『昨日…俺が何かしましたか?』

『……何も……、あの…怒って?』
『昨夜の電話から君は様子が変で先ほどのチェックインも目をそらしていた、
俺が気がついていないとでも?
俺は君の彼で恋人ですね?隠し事はなしにしていただきたい、
はぐらかさないでほしい』
『結城さん…』

菜々美のバスローブは彼の手によりはだけさせられた。

『隠し事はなしだ』
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