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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美
『何もなくなった部屋を見て君は寂しそうですよ?』
『……ちょっとだけ』

菜々美は結城にキスをされ先ほどの寂しさより唇の感触に目を閉じる。

クチュクチュと唇を触れ合わせていたが何かに気づいたかのようにキスを止められ菜々美は結城を見つめた。

『ケーキを冷やしておかないと』
『ケーキ?』
『甘い物を食べたら君は笑顔になる』

だから?
あたしが寂しそうな顔をしていたからケーキを?
……………好き………
好き結城さん、好きっ!

オーナー・ホテルの責任者である為に何かあった時に勤務先階下に降りられるよう、
結城の部屋はそのままにしているので2人は隣の2008に移動する。

風呂、夕食を済ませ18センチのティラミスを食べた後2人はベッドにいた。

スイートタイムで愛し合う事・隣の部屋が特別なら2008も思い出がいっぱいという意味で特別なのである。

愛して――…

何も言わずとも表情でわかり抱き合いながら先ほどの続きのキスを始め、
バスローブをはだけさせお互いの裸体を唇と手で堪能しひとつになる。

眠り始めた矢先、菜々美は寝返りをうち隣に結城がいない事に目を開けた。

ドアを開けると彼がいて、廊下の壁に寄りかかり電話をしていたのだ。


『当日にお礼が言いたくて翔子ケーキをありがとう』
当日、ギリギリ23時である。

あのケーキは翔子さんから――!?
あたしは結城さんからだと喜んで食べていた‥‥‥‥‥‥‥!
誕生日ケーキでもなかったし何故今頃ケーキを?
翔子さん、結城さんを好きなの?
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