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《愛撫の先に…②》
第2章 菜々美は菜々美
歯医者帰りに2人のツーショットを見てはいるけど、こんな場所で結城さんの部屋で2人を見たくなかった…
泣いちゃだめ…

隠れている菜々美は身動きをすれば何らかの音でばれやしないかと立ったままの姿勢で2人を見ていた。

希美が結城のダブルベッドに座りそして寝ころんだのをみて翔子が娘を抱き上げる。
『希美ちゃんお布団でゴロゴロはお部屋に帰ってからよ。
啓輔くんのお仕事の邪魔をしてはダメ』
翔子は娘に言いきかせたが希美は結城の方を見上げた。

『翔子、部屋を見たいという希美ちゃんの望みをかなえたまでだよ。
ベッドでゴロゴロするくらい構わない』
笑った結城は希美の髪をなでていた。

『受付にいたのに?』
『フロント業務には後2人いるから大丈夫、それに翔子も希美ちゃんもお客様だから期待に応じなければいけないでしょう』
『部屋を見たいという希美の願いを?』
『そうだよ』
『啓輔くんらしい』

その時翔子のスマホがなり彼女はメールを読み何かを思い出したような表情をした。

『あの…啓輔くん…お願いしてもいいかしら』
先ほどの娘を言いきかせた母親の顔から女の表情をする翔子は言いずらそうに言葉をきる。

『言いよどむなんてらしくない、聞こうか』
結城は翔子の頼みは特別だと思わせるよう眼を細めた。

『……親友と寝てほしいの』


『―――――翔子?…』
結城は視線をはずし横を向くのは何らかのショックを受けたかにみえた。

聞きたくない…
聞きたくない…

結城さんの答えはもちろん…――

菜々美は耐えきれずに2007に続くドアをあけ逃げ出した。

ここに来なければ良かった…――!
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