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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
ストローでもくわえるかのように菜々美の指は結城により吸われ、
次は手の甲にチュッとキスをされる。

なんだかパウンドケーキを思い出しちゃって落ちつかない!
口移しで食べさせられたあの時を…

『手を引っ込めようと身動ぎしても君は俺の中にすっぽりおさまって逃げられませんよ』

すっぽりおさまって?

結城が菜々美を起きあがらせた後彼女を覆いつくすかのように、
彼は股間と膝の辺りに彼女を引き寄せたからだ。
必然的にM字開脚の菜々美は自らのあられもない体勢に顔をそむける。

逃げないけどM字開脚なんて…

『手を離して』
『何故?離したら君はショーツに手をあて隠すつもりでしょう』

ダメだといわんばかりに結城は手を掴んでいない片方の手でショーツを撫でた。
『あっ……やだ…』

『まだ何もしていないのに少しだけ湿り気、
寝かされ上から見つめられただけで下半身にきましたか?』

『や…恥ずかしい…
こんな体勢でショーツ越しに窪みを指先でなぞらないで…』

『君の「やだ」は気持ちいいの裏返しだから』

『恥ずかしくて…
ぞくぞくきちゃうからやめて…』

『やめたら名前で呼ばない理由を言いますか?』

『………』

『ふぅん―――』

結城は菜々美から離れベッドから降りドアへと進む。
『結城…さん?』

やだ!
下半身を疼かせたまま出て行かないで!

菜々美はベッドから降りて結城の背に向かって叫んだ。

『待って!
疼かせたまま出て行かないで!
あたしオナニーがまだまだ下手だからレッスンしてください!』

結城は振り向かずに言った。

『バスローブを脱いで下着だけになるなら振り向いてあげます』

ええっ?
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