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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
菜々美は自分だけの洗濯物を取り入れそのままクローゼットの棒にハンガーをかけ、ストッキングや下着は別々の籠に入れた。

クローゼットは半分づつ使用し菜々美と結城の服がかけられている。

クリーニングを頼まれていた結城のスーツがそのままハンガーにかけられたまま、アイロンがけをやらないといけないままの結城のワイシャツが2枚すべてやりきれていない。

結城が居るならば、または帰宅するならば彼の為に忙しくそれらをこなしていたであろう。しかし結城は帰らない今はする必要がないのだ。
働いた後は誰しも家では必要がない限りのんびりとダラケていたい。

シャワーを浴び時にはバスローブではなく楽なスウェットの部屋着でパスタをチンし即席のカップスープで夕食となる。

2人がけのソファーの真ん中に座りパスタをひとくち。

結城がいた時には忙しく夕食の支度に動き回りバタバタしている時間に風呂も済ませ夕食を食べようとしている。

ホントは仕事から帰ったら何もしたくない、結城さんが居たからあたしは2時間も台所にたっていたのよね…

結婚をほのめかすような結城さんのセリフにあたしは夢見心地でスキップしたい気持ちで陽子だけに打ち明けた、
朝は特に弱いからスープだけだったり洗濯も2日に1回とか。
まさかあたしが結婚とかビックリで浮かれながら読んだ雑誌の記事で結婚生活に妻はこうあるべきと家事においての厳しい注文に結婚に浮かれたあたしの心はビビり気味だったのよね。
結婚したら雑誌の記事みたいに仕事と家事をこなす完璧主婦になれとの要望に無理よと首を横に振ってた。

2人で仲良く家事は誰かが、、、っていう甘い考えはなしなんだなって溜息が出たのを思い出すよ。

結城さんのスーツを抱きしめたい…
結城さんのをワイシャツを着て抱かれてるような気持ちでフワフワ妄想にふけりたい!

そんな乙女チックなあたしが結婚に向くの?
家事と仕事で神経まいらない?そんな気持ちを打破する為にあたしは携帯小説を書き始めて結城さんには言えない気持ちをラプレターみたいに主人公に言わせてた、、。

非公開のままの小説、今のあたしのよう。

結婚も仕事も小説みたいな趣味も自信がなく宙ぶらりん。

結城さんを閉め出すなって陽子は言うけどまた結城さんに余計な一言を言ってしまいそう?
好きだから傷つけてしまいそうであたしはあなたを遠ざけてしまう?

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