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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
結城という彼がいながら嫉妬に疲れた菜々美が新しい彼新しい彼を望み紹介役をひき受けた陽子は、以前結城とメールをしていた為に新しい彼を紹介する事に結城への後ろめたさがあった。
結城押しの陽子はずっと翔子のことは気にするなとアドバイスをしていたが菜々美が思い悩む性格だとわかっているので渋々紹介をひき受けたのだ。
最初は高瀬みたいなチャラい男ではなく前髪をひちさんにわけた真面目そうな年上を紹介し登山のデートを2回ほどするも、山登りとあって疲労だけしかなく楽しめていなく登山の知識を喋る彼にただ相づちをうつ菜々美は次を望んだ。
二人目の彼は先輩の弟で高校生であり図書館で3回会うも彼の方から断ってきた。
次の男性との紹介場所は一人目二人目の喫茶店ではなく陽子が菜々美を車に乗せて会いに行くという形になる。
だがそこはスイートタイムのレストランであったので菜々美は館内に入る事をためらう事になり『じゃ紹介をやめる?』と陽子から言われ下を向いたまま菜々美は館内に入る事になる。
『いらっしゃいませ、………ご予約の高橋陽子様ですね』
陽子に向ける結城の笑顔が菜々美を見て一瞬笑わない真顔になるが、それはほんの一瞬で結城のプロ意識からか菜々美にも笑顔を向け彼女へも江崎様と呼ぶ。
『宿泊ではなく当レストランをご利用になりたいとの要望伺っております』
以前は宿泊客のみ利用出来ていたレストランも予約をすれば利用出来るというレストランを通じて新しいお客様を増やす結城ならではのやり方を陽子はホームページで知っていた。
4人掛けのテーブルにひとりで座る男性のもとに菜々美を促す陽子。
チラリと見ていたのか陽子へのスマホに結城からのメール。
【どういう事です?陽子さん、何故菜々美が居るのです?アサヒコーポレーションの商談って訳ではありませんね?】
受付のお客が一瞬途切れたのを見計らうようなタイミングで結城は素早く文章を打っていたのだ。
もちろん普段から勤務中にコソコソとメールをする結城ではないが菜々美の存在と先に来ていた男性と何やら挨拶を交わす様子につい仕事中にメールという事をしてしまう結城。
【商談って言えば商談みたいな、菜々美次第だけど】
陽子が返す。
【わかりました、ごゆっくりくつろぎください】
我慢のプロ意識の結城はそれ以上メールする事はなくフロント業務に笑顔をたやさなかった。
結城押しの陽子はずっと翔子のことは気にするなとアドバイスをしていたが菜々美が思い悩む性格だとわかっているので渋々紹介をひき受けたのだ。
最初は高瀬みたいなチャラい男ではなく前髪をひちさんにわけた真面目そうな年上を紹介し登山のデートを2回ほどするも、山登りとあって疲労だけしかなく楽しめていなく登山の知識を喋る彼にただ相づちをうつ菜々美は次を望んだ。
二人目の彼は先輩の弟で高校生であり図書館で3回会うも彼の方から断ってきた。
次の男性との紹介場所は一人目二人目の喫茶店ではなく陽子が菜々美を車に乗せて会いに行くという形になる。
だがそこはスイートタイムのレストランであったので菜々美は館内に入る事をためらう事になり『じゃ紹介をやめる?』と陽子から言われ下を向いたまま菜々美は館内に入る事になる。
『いらっしゃいませ、………ご予約の高橋陽子様ですね』
陽子に向ける結城の笑顔が菜々美を見て一瞬笑わない真顔になるが、それはほんの一瞬で結城のプロ意識からか菜々美にも笑顔を向け彼女へも江崎様と呼ぶ。
『宿泊ではなく当レストランをご利用になりたいとの要望伺っております』
以前は宿泊客のみ利用出来ていたレストランも予約をすれば利用出来るというレストランを通じて新しいお客様を増やす結城ならではのやり方を陽子はホームページで知っていた。
4人掛けのテーブルにひとりで座る男性のもとに菜々美を促す陽子。
チラリと見ていたのか陽子へのスマホに結城からのメール。
【どういう事です?陽子さん、何故菜々美が居るのです?アサヒコーポレーションの商談って訳ではありませんね?】
受付のお客が一瞬途切れたのを見計らうようなタイミングで結城は素早く文章を打っていたのだ。
もちろん普段から勤務中にコソコソとメールをする結城ではないが菜々美の存在と先に来ていた男性と何やら挨拶を交わす様子につい仕事中にメールという事をしてしまう結城。
【商談って言えば商談みたいな、菜々美次第だけど】
陽子が返す。
【わかりました、ごゆっくりくつろぎください】
我慢のプロ意識の結城はそれ以上メールする事はなくフロント業務に笑顔をたやさなかった。