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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
【答える必要などない等と都合のいい答え方のようですが君は俺を遠ざけようとしているかのようにみえますが?】

あたしが何も言わないのに当てちゃうなんて凄すぎる、結城さん。

【勝手に何でも想像でもして結城さんの考えで納得すればいいのよ】

結城さんにあたしは勝ち目なんかない、だからこうして言い合う事は怖くて早く終わらせたいのに。

【何でも想像?ああ、君らしくない】
段々とイライラしてきたのか結城はいつでも相手を言い負かす自信なのか余裕すら感じさせるようだ。

【明日、朝早いから、、、】
微かに菜々美は結城に勝てないと自覚する逃げの言い訳だ。

【朝が早いから?嘘だね。アサヒコーポレーションにはそんなに早い勤務はない。それから君は朝が弱いくせに率先してそんな早い業務を受ける君ではない】

嘘が見抜かれてる、、、。
宅配便とかお腹が痛いとか嘘を言って誤魔化しても今みたいに見抜かれそうな?
お腹が痛いとか言えば結城さんは車で家に来そうな気もする、そんなのは嫌。

家に来そうな?そんなのは嫌?
元々この家は結城さんの名義で借りてて家賃もガスも電気も水道も結城さんの口座から、、、それなのにあたしは結城さんを追い出してるーーー。

あたしがこの家に居る意味はあるの!?

【あみだくじに当たったからです】

【嘘にも程がある、君達の業務体制はあみだくじなのか?ちゃんと仕事をしたまえ。ーーー君とあの男性の事を聞かせてくれたらいいだけでしょう】

菜々美はこの話がメールだという事を思い出しスマホを置きそれ以上話が進まないようテレビに集中した。

【わかりました、君が言わないなら陽子さんに聞くだけです】

テレビに集中とはいえ菜々美はそれを読んでいた。

陽子に聞く?
あの二人は友達なの?
頭のいい陽子でも結城さんに言い負かされちゃう?
ううん、あたしは結城さんなしの日常をおくる為に男の人を紹介してもらっているんだもん。
結城さんにバレても構わないのよ。

菜々美が陽子を心配するが結城と陽子のメールは考えが一致していた。
陽子は菜々美には結城が一番と考えている為に無駄な紹介等は菜々美には合っていないと、
高瀬に嫌な体験をさせられレイブで男性不信にまでなったのだから大人な結城なら菜々美は幸せになれる、結城なら安らげると陽子にはわかる。
だが紹介も引き受けてしまうのは菜々美が親友だから。
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