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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
金髪とはいえ髪も長めだというのにあかる目の髪の色で人違いをし結城とは似ても似つかない男性だというのに、駆け寄りながら名前を呼ぶなどという自分自身をどうかしていると思う菜々美。

人違いなんて恥ずかしい…
それに今はブラウスも最悪だから代わりになる服を買いたい、それもこれもみんなひこさん親子のせいだと思うの。


足早に店に入ろうと歩いていた為に彼女は夏帆とすれ違うが気づいてはいない。

『江崎、……江崎ったら』

?!、先輩?
なんで?ううん、日曜日だから誰か何処を歩いてても不思議じゃないわ。

『せ、先輩?買い物ですか?』
考え事をしていて呼びかけられても無視をした感じにとらえられるのは嫌な感じもするので菜々美はうろたえる。

『我社の周年パーティーにドレスをね、江崎は、、、会社帰り?のハズない、デート?彼は?ストーリーを書くなら恋愛しなきゃ【蒼い恋人】非公開のままは読者を裏切る行為で良くないよ』

『蒼い恋人なんて、もうっヒロイン達は自然消滅で終わりなんだから、あたしには趣味でも物書きなんかもう向いてません。恋愛が上手くいくなんて小説やドラマだけの作り物でしかありえない』

『江崎?』

『気にかけてもらえるのは嬉しいですがあたしもう夢物語は書けません』

『江崎…』

ブラウスを気にする菜々美は早く代わりの服を買いたいか、サッサッと家に帰りブラウスを脱ぎ捨てたい気持ちから周りを気にした。

そんな菜々美の気持ち等関係ないかのように店から翔子がでてきた。

翔子さん今一番会いたくない人!

菜々美は夏帆と翔子を避ける為に今歩いていた道にÚターンするはずだったが、Úターンをする菜々美は胸元を隠す手を下におろした為に、駄目になったブラウスを翔子に見られてしまう。

『ブラウスのボタンどうしちゃったの?まさか手荒な彼?蒼い恋人には似つかわしくないわ』

帰りたい、帰りたい!
蒼い恋人がどうだって言うの?
またけなすつもり?
ほっといて!あたしは素人なんだから!

『夏帆さん、この人が書いてる蒼い恋人って知ってる友達にイメージぴったりなの』

『あのヒーローにモデル?続き楽しみだわ』

菜々美のイライラを気にしてないかのように夏帆と翔子が喋ってる。

『あの作品は悲愛だからもうあたしを追い詰めるのはやめてください。
素人でなんの取り柄もない、作品なんて楽しみにしないで』
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