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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
『将也が哀しむ顔はみたくなかったから啓輔くんと友達以上恋人未満の関係でいましょうとハグをしたの、啓輔くんは将也と友達だから将也を哀しませる事はしたくないと理解してくれた』

翔子さんが結城さんをふった?
結城さんはどんな気持ちで受けとめたのかな?悲しすぎる、、、。

『だけど啓輔くんとのキスは安らげたし彼はとてもあたしを大切にしてくれてるかのようで、私が罪悪感を感じた後、彼は将也を大切にと言う言葉に心が見透かされたようで後々それはキスから視えた感覚だと啓輔くんはビックリした顔をしていたわ。
友達が恋に悩んでいたから啓輔くんに予言してほしいと頼んだのが最初かしら。
社会人になってしばらくぶりに再会して将也に婚約指輪をもらったと報告した時もまだ啓輔くんは予言をやめていなくて彼は律儀っぽく予言しているのがかわいくて愛しくて』

律儀?かわいくて愛しくて?
だめ!聞いていたくない!
だけど電話で話す内容の先をあたしは聞かないと眠れないような気がしてる。

『律儀っていうのか、それとも周りが啓輔くんを放っておかない。だからなのかしら啓輔くんはとても色っぽく男性的になって私予言を勧めた事後悔をしているわ』

すべてが翔子さんのせい!
結城さんはかっこ良くて誰もが振り向いて放っておかないのは予言を勧めた翔子さんのせい!
だからあたしはいつも騒ぐ女の人達を気にしていた!
あたしが普通の取り柄もない特徴のない女だからいつも不安になってくのはみんな結城さんを色っぽい男性だと観るから!
キスをして、抱いて、と騒ぐから!
もしかしたら予言から本当の恋愛になってくならあたしはふられるのかなといつも不安でたまらなかった!
何故予言で結城さんを広めたの?

『かなわない相手がいる男性を好きでいる苦しみが翔子さんにわかりますか?』
黙っていた菜々美が初めて言葉にしたのは物凄く勇気のいるセリフだ。

『強くならなければ、人を悪者にしては駄目、自分が変わらなければ何も解決しないわ。江崎さんは私をみる顔にそれが感じられたから言うタイミングを見計らっていたところ夏帆さんと一緒のパーティーの今がチャンスだと思えたの』

『あたしの表情に?』

『だからあなたはいつも逃げ腰、私をどういう風に観ているか想像してしまうくらい、私悪者かしら?』

『悪者だなんてあたしは……』

言えない!
あたしに嘘つけない!

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