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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
翔子さんが悪者?それは、、

あたしの知らない結城さんを知っているのが翔子さんで、結城さんは今でも翔子さんを好きでいる事があたしが入り込めない事実だから。

2人が出会わなかったら良かったのに!
翔子さんがいなければ結城さんは翔子さんを好きになる事はなかったのに!
翔子さんがいなかったらーーーあたしったら[いなかったら]なんてなんて酷い事を考えるの?
だけど翔子さんと結城さんが出会わなければ結城さんは翔子さんを好きになる事はなかったのに、、、!

悪者というより邪魔者ーーーあ〜、もう、そんな事を翔子さんに伝えようとするのはイジメのような、悪者より酷いんじゃない?

『あたし人を傷つけたくはありませんっ』

『人を傷つけたく?なんて言うと言っているように感じられるわ』

『………そうですね、ただの嫉妬なんです』

『嫉妬だけで私を避ける?私は人妻でもう恋をするのはいけない事、嫉妬されるような男性はいないのよ』

わかっていない!
結城さんが翔子さんを好きな事が嫌なのにっっ!

『だったら記念日でも何もない日にケーキなんてあげないでください』

『差し入れに深い意味なんてないのよ』

『…啓輔くんなんて呼ば、、、』

『結城くんでも啓輔くんでも呼び方に指定されなきゃいけないかしら?クラスメートで長いつき合いだから呼び方は自由じゃない?』

『…そうですね』

認めないでよ、あたし。
だけど呼び方に指定はないと言われたら何も言えない、、、。

『あなたは独身だから恋をしなさいーーーあっ、私呼ばれてるから行かなくちゃ、失礼するわ、長々とお喋りごめんなさい』

電話は切れていた。
菜々美は半分も言えないまま消化しきれないモヤモヤからため息をつきソファーに座り込んだ。

『わかってない、翔子さんは想われてるから何も感じないのよ』

あたしは結城さんが翔子さんを好きでいる限り翔子さんにはかなわないわっ!!

あたしなんて…
あたしなんて翔子さんみたいに落ち着いて考えらんないし取り柄もないんだから、、。

結城さんとサヨナラしたのにあたしはまだ翔子さんをこだわっている、、、?
まだあたしは結城さんを忘れられていない!?
サヨナラしたのにあたしは結城さんの事ばかり考えている。


菜々美はソファーにそのまま横になり泣いて
遅くにベッドに入るが眠れない夜になった。

恋はつらい!


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