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《愛撫の先に…②》
第3章 菜々美は菜々美の未来を…!
『結城さんを引きずって誰とも恋は続かないわよ、大袈裟に言うとこのまま独りでいると婚期逃すって事にも』

『婚期?まだ24だから先だもん、30までまだ6年』

『何で三十路なのよ、キリはいいタイミングだと思うけどあたしのクラスメートはもう子供産んでたりするわ』

『子供…』
子供という単語で翔子の娘・希美を思い出す菜々美はやはり翔子にこだわっていると目を閉じ恋愛も出来ずに独りの未来を想像し首を振る。

『サヨナラなんて結城さんから菜々美へ言われたわけでもないのに悩む必要ある?あたしならあんなに良い男手放さないけどな、よく考えてみなよ』
陽子は菜々美の背中をバシバシと励ましの意味で軽くたたいて笑う。

『陽子…』

『中谷翔子は中谷翔子でしかないじゃない、頑張って!午後からの仕事に遅れるからもう会社に戻ろ、メイクも直さなくちゃ』

『陽子は前向きで羨ましい、遥斗くんに愛されてるからかな』

『遥斗は結城さんみたいな色気は半分しかないけど、あたしは予言までしてもらえて処女は結城さんに奪ってもらえた菜々美が羨ましい〜、何であの時予言依頼しちゃったかな〜あたし』
立ち上がり菜々美を振り向いて悔しそうに指をパチンと鳴らす陽子。

菜々美はそんな陽子をまた羨ましく力なく微笑む。

だが胸の内を話し少しだけスッキリした菜々美は独りの未来よりは前向きに考えようと背筋を伸ばし陽子の後を歩きだした。

中谷翔子は中谷翔子でしかない。

ランチを済ませたらしいOLやサラリーマンが会社に急ぐ時、ハイヒールや革靴の音がカツカツと音を響かせスーツの上着が風になびき、すれ違い際に菜々美の髪や頬をかすめる。

行き交うサラリーマンの上着の匂いは少しだけ汗が混ざり働く男の匂いがした。
手を振る度にワイシャツにシワが寄りネクタイをなびかせサラリーマンの顔にまとう、ネクタイ邪魔って顔をし振り払う手のひら、そんな姿はかっこよくない。
すれ違いざまに目で追う菜々美はかっこよくない、絵にならないと心の中で苦笑した。

結城さんならもっとスマートに走り抜けるわ、きっと、、、。
汗の匂いも結城さんの身体の匂いと混ざり嫌じゃなく、もっと違う、、、色気のある男性的な。
やだ、あたし比べてる?

スーツフェチじゃないのにスーツを観てる、探してる?

探してる!!?

『菜々美?早くっっ』
陽子の声に菜々美は走り始めた。
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