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《愛撫の先に…②》
第4章 あたしには予言は視えない!!
寝つけない奈々美は深夜2時頃にようやく睡魔がきたようで翌朝9時前に目が覚め慌てて起きてココアを飲み歯磨きと洗顔を済ませ髪をブラッシングし、クローゼットからブラウスを手にとる。

急がなきゃ!
頼まれた資料を……
寝坊、寝坊っ!会社に遅れるっ!

ストッキングを手にした時にテレビからサタデー週間ニュースのキャスターが元気よく『今日は土曜日ですがあいにくの雨、皆さんたまには映画等楽しんでみてはいかがですか?』と言う土曜日というフレーズに奈々美はハッとしホッとしてストッキングをサイドテーブルに置いた。

『なんだ〜土曜日か〜、遅刻だと思って焦ったじゃない、珍しく結城さん起こしてくれなか……』
実家では母親に起こされ、実家を出て1人暮らしを始めて遅刻ギリギリといつ朝の弱さの彼女たが結城と出会い起こされる朝と朝食つきという甘さにあまえていた。

今朝は特に寝つけない夜を過ごしたせいで勤務日だという習慣からか携帯すら見ないで遅刻だ遅刻だと慌ててしまった。
だからこそ休みだという安堵感からブラウスを脱ぎもう一度スエットの上下を身につけ布団にダイブ。

『休み〜』
布団にもぐり込みハフ〜と安らいだ息をはくと携帯を取り陽子にメールを打っていてハッとした。

『今日何か予定ある?なんて遥斗くんに悪いしデートの2人の邪魔したらダメだよ、あたし』

何しよう?
掃除?片付け?
結城さんが居ないんだから1人きりの部屋は少しくらい汚れていたって平気よ。
洗濯は明日やればいいわ。

結城さんが居ないんだから。

おひとりさまって気楽〜!

たまっていた録画番組みてゆっくりランチでいいわよ。

彼女は昼に何を食べたいか検索し出前のメニューを選び始め豪華なサンドイッチランチをオーダーしデリバリーの時間は11時30分と表示され、作らないおひとりさまランチでダラダラ出来る事に笑みを浮かべる。

以前は甲斐甲斐しく結城の為に夕食限定だがご飯を作り待っていたのだが仕事と家事の両立は難しく体力すらもっていかれそうな疲労感があり、休みには休みたいという気になっていくのだ。

デリバリーが来たのかチャイムが鳴り奈々美は1000円を手にし玄関のドアを開ける。

『豪華なサンドイッチランチ1000円になりまーー奈々美ちゃん!?』

ランチの袋を受け取る為に手と手が触れたが奈々美はマジマジと相手を凝視。

相手はあの!
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