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《愛撫の先に…②》
第4章 あたしには予言は視えない!!
上下ジャージでスニーカー男がヘルメットを取るとあのたまごホリックの店員だとわかり奈々美は後ろに下がった。

なんでこの人が?
なんでこの人がデリバリーなんかやってるの?お店は?
馴れ馴れしくて図々しい人なんて苦手、会いたくなかった!

デリバリーなんか頼まず雨の日でも面倒くさがらずにランチに出かければ良かった…

そうすれば馴れ馴れしいこの人に合わなくてすんだのに、、、.
何よりもこの人に家を知られるのが嫌でしかたない!
ずけずけと部屋に上がり込んできそうなんだもの。

『ありがとうございました』
彼女は1000円札を渡すと店員はポケットに紙幣を入れ嬉しそうにニヤリとする。

今の笑いは、やな感じ。

店員は玄関からリビング・階段を眺め奈々美を上から下までゆっくり観察した。

今あたしを上から下まで眺める視線ニヤリとしなかった?
嫌な感じ嫌な感じ!
所詮この人はデリバリーだから早く帰るはずだからとにかく落ち着いて!

サンドイッチを受け取りその場をさろうとまろに下がる奈々美。

『1人なのにめちゃ広い家に住んでんだ』
彼はスニーカーを脱いで上がって来た。

この人はいったい何を?
デリバリーなんか始めたらもっと忙しいはずじゃないの?

郵便物が玄関にリビングに、靴箱も斜めにおかれてあり、汚れた洗濯物が籠にありキャミソールがみえる。
そんな散らかり様を店員は興味深くゆっくり観察した。

『キャミの紐だと思うけど?そういうの誘ってんの?意外にだらけてんだね』

『誘ってなんかいませんっ、あなたとはお断りしたはずですっ』

『セックスくらいいいじゃん』

セックス?
何を言ってるの?デリバリーの仕事放棄するつもり?

『帰ってください!』

『奈々美ちゃんってさ私生活もきちんとしてるもんだと思ってたからさ意外、フランクにいこうよ、お互いにラフな格好だし』

『お願い、もう帰ってください』

『2階建の一軒家なんて下世話な話家賃高くね?』

『あなたは言わないから』

『あの男かよ?あの金髪の?誘ってもつれないのはあの男のせいか?同棲、、、してんの?』

『あたしは、、おひとりさまです、とにかく帰ってください』

『たまごホリックに帰れば抱いてほしいと頼むのなら帰ってやらあ』

店員はキャミソールを掴み家から出ていった。

もうサンドイッチなんか食べたくない!
最悪だから!
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