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《愛撫の先に…②》
第5章 占いのままに
彼は長いこと使っていないとわかるほどに整えられた青のダブルベッドから別に敷かれていた見慣れないシングルサイズの布団へと視線をうつしため息をつく。

ダブルベッドでは寝てはいないのか?
好きにしていいと言ったのは俺なんだけど何も布団を別にされると少し傷つく、、、
それほどまでに彼女は俺を避けるのか?

室内はまるで気ままなひとり暮らしを満喫していたかのように部屋着はソファにかけられ雑誌もリビングのテーブルに広げられている。
台所には冷凍食品の袋がゴミ袋に入れられ放置されていた。

彼女も働いているし家事をしろとアレコレ言うつもりはない、だけど帰ってくる人物がいないとこれほど部屋は変わるものなのか?

不意に窓へコツンと物があたる音に彼はカーテンと窓を開けてあたりを見回す、すぐさまバイクは走り去る。

いたずら?
それとも?

窓を閉めようとしてその1枚だけが新しく買い替えられている事に顔をしかめた。

あのとき彼女は何か言いたそうにしていた?

入ってすぐ家の中へ違和感を感じたのは散らかりようがまるで引っ越しの最中のように彼女の物だけが少しなくなっている事。

どういう事なんだ?
彼女はまるでこの家から去るような?
まだ夕方でもあるし服の整理でもしていたのか、もう少し待ってみる必要があるかもしれない。
しかし俺も任務に戻らなくてはフロント行明は連休ともなると忙しいから戻らなくてはならないのはわかっている。

彼はスイートタイムへ電話をかけもうすぐ戻ると連絡を入れた。

家を出ようとした時、兄の聡からのライン内容に首をかしげる。

【彼女とトラブルでも?】
彼女とトラブル?
彼女が落ち着くまでと期間をおいたがトラブル等何も、ただこの家からはトラブルだらけだと確信はしている、、、。

彼は車のキーを握りしめ首を振った。

俺は任務に戻るべきなのかそれとも、、、。
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