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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
『頼ってほしい、恋人同士なら尚更。
君が頑なに1人でやろうとすれば俺の立場を疑う』

『結城さんは完璧だわ、
自信をなくしたり不安になる事なんてない』

結城さんは大人…
だからこそあたしと釣り合いとれてないんじゃないかと自分磨きを…

『きゃっ…うっ…あぁん』
先ほど喘ぐ事なく普通に答えたのは結城の意外な不安要素を否定したいが為だった。

両手が再び円を描き始めると菜々美は身を震わせ快感に耐えようと結城の腕に掴まる。

『愛撫の途中に考え事とは余裕なようだ、
厳禁だって言ったはずです』
『余裕なんかじゃ…――
…あん…
結城さんは大人であたしと釣り合いとれてないんじゃないかと自分磨きを…』

『菜々美は菜々美でいい、
完璧な女なんておもしろくないから――』

『雑誌で見た記事には
《彼女なら料理が出来て部屋がきれいがいい》
と書いてあって…
残業した日にはコンビニ弁当だし料理なんて疲れて作る気になんて…
洗濯だって2日に1回だし読みかけの雑誌もリビングにそのまま…』

『雑誌そのままの理想を信じるの?』
『結城さんの部屋はいつもきれいだから』

『君は時々しか俺の部屋に入らないだろう、
服を脱ぎ散らかしたままベッドに入る事だってある。
働きながら完璧を目指そうなんて無理なんです』

服を脱ぎ散らかしたままベッドに?
上半身裸の結城さんなの?―――――!
想像すると抱きつきたくなる…
胸板に指をあててみたくなる…
やだ、想像しただけで濡れちゃう…

『菜々美?
乳首が疼いたのですか?
いやらしくなりましたね』
『言葉にするとリアルだから…うっ…やぁ…』

更にピンッとはり疼いた乳首を結城の指先が弾いた。『ひゃうっ…やめ…』

『いいらしいですね、
乳首が反応する程に何を想像していた?』
『言わなきゃダメ?』
『ダメですね』

『結城さんが裸で眠る姿を…』
『時々は上半身裸です、
感じましたね。
俺は恋人として菜々美を可愛がりたい。
だから完璧でなくていい』

結城さん…
そんな事言われたらあたし…
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