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《愛撫の先に…②》
第6章 この身を持って…
『追わないとかグダグダ、あんたさめんどくさいとか言われねぇ?』
たまごホリック男は本当に結城をうざそうだがその結城に足止めをくい文句だけは言うのだろうか。
『仕事だけはきっちり、そういう社会人ですから言われる時もあります…あなたは店をほったらかしで何をしているのです?昼間から夜遅くまで人の家の窓ガラスを割るほどの悪趣味なんですか?』
結城はため息をつきながら袖口をおり腕まくりしていく。
『あ、あんたさ人を犯人扱いとかさ最低〜』
ちらりと結城を見るたまごホリックは少し動揺しているようだ、再び奈々美の方に歩きだす。
『1枚だけ違うガラスとか、俺がいた数時間前にあなたと似た後ろ姿をみていますので』
結城はたまごホリックの後をジリジリと追い詰めてく。
『似た後ろ姿なんてどこにでもいらあっ』
はき捨てるように反論するたまごホリック。
いらあ、とは、いるという意味だろう。
『…そうですか、一度しかみていないのですから無理もないので俺の考えたところ、石と新しい窓ガラスに寝具…あなたは関係していますね?』
不法侵入だという言葉をあえて言わなかった結城、少しだけ相手への配慮だろうか。
『…知らねぇよ、見てもいないくせして決めつけんな』
最初間があった事がうろたえている証拠なのだがたまごホリック男は結城から体も視線もそらすかのよう。
『…見てもいないのに決めつける等してはならないこと、奈々美にでも聞きましょう』
意を決したように結城はたまごホリックを避け大回りで奈々美へと近づいた。
『…言う訳ね〜、奈々美は』
たまごホリックは焦って結城のシャツを後ろから掴んで奈々美との接触を邪魔する。
『うっ…』
後ろからシャツを掴まれたはずみでバランスを崩した結城はギリギリのとこで片足でバランスをとり地面に転がる事はさけられた。
『こんなナヨナヨした男がタイマン?帰ろうぜ、奈々美』
たまごホリックは奈々美の腕を掴んだ。
『!?触らないで…』
奈々美は両手で上半身を守ろうとする、もっとも結城の上着で膝までは隠れているのだが。
『奈々美何故車に乗らない?』
結城がイライラとため息をつき彼女をかばおうと一歩踏み出す。
『ハッ、女の前に立ちナイト気分かよ、時代錯誤もいいとこ…だけどさぁ奈々美とは普通の関係じゃないからぁ退いてくんない?邪魔なんだよっ!』
とたまご、イライラしている。
たまごホリック男は本当に結城をうざそうだがその結城に足止めをくい文句だけは言うのだろうか。
『仕事だけはきっちり、そういう社会人ですから言われる時もあります…あなたは店をほったらかしで何をしているのです?昼間から夜遅くまで人の家の窓ガラスを割るほどの悪趣味なんですか?』
結城はため息をつきながら袖口をおり腕まくりしていく。
『あ、あんたさ人を犯人扱いとかさ最低〜』
ちらりと結城を見るたまごホリックは少し動揺しているようだ、再び奈々美の方に歩きだす。
『1枚だけ違うガラスとか、俺がいた数時間前にあなたと似た後ろ姿をみていますので』
結城はたまごホリックの後をジリジリと追い詰めてく。
『似た後ろ姿なんてどこにでもいらあっ』
はき捨てるように反論するたまごホリック。
いらあ、とは、いるという意味だろう。
『…そうですか、一度しかみていないのですから無理もないので俺の考えたところ、石と新しい窓ガラスに寝具…あなたは関係していますね?』
不法侵入だという言葉をあえて言わなかった結城、少しだけ相手への配慮だろうか。
『…知らねぇよ、見てもいないくせして決めつけんな』
最初間があった事がうろたえている証拠なのだがたまごホリック男は結城から体も視線もそらすかのよう。
『…見てもいないのに決めつける等してはならないこと、奈々美にでも聞きましょう』
意を決したように結城はたまごホリックを避け大回りで奈々美へと近づいた。
『…言う訳ね〜、奈々美は』
たまごホリックは焦って結城のシャツを後ろから掴んで奈々美との接触を邪魔する。
『うっ…』
後ろからシャツを掴まれたはずみでバランスを崩した結城はギリギリのとこで片足でバランスをとり地面に転がる事はさけられた。
『こんなナヨナヨした男がタイマン?帰ろうぜ、奈々美』
たまごホリックは奈々美の腕を掴んだ。
『!?触らないで…』
奈々美は両手で上半身を守ろうとする、もっとも結城の上着で膝までは隠れているのだが。
『奈々美何故車に乗らない?』
結城がイライラとため息をつき彼女をかばおうと一歩踏み出す。
『ハッ、女の前に立ちナイト気分かよ、時代錯誤もいいとこ…だけどさぁ奈々美とは普通の関係じゃないからぁ退いてくんない?邪魔なんだよっ!』
とたまご、イライラしている。