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第1章 あたし磨き

『菜々美俺に掴まり腰を動かして』
『そんな初めてで…』
『だと思いました、
入れる感覚を覚えながらこの体位で胸だけでイカせます』

通常の背丈だと身長差があるが対面座位の今なら菜々美の胸は結城の顔面になり、
彼女は乳首へ温かい唇の感触に身を震わせた。

『や…だめ…』
『俺が吸うとぺニスを締め付けますね、
「や…」じゃないですよ？でもそこがそそられます』
『も…喋りながら言わないで…感じ…』
『菜々美好きな男は誰？』『いじわる…こんな時に答えら…はうぅ…』
『誰？』
『結城…』
『ゆうき…そんな名前はたくさんいますね？』
『結城啓輔さん…』
『そいつはかっこいいですか？』
『はい――』
『よく出来ました』

ご褒美だといわんばかりに彼の唇は乳首を強く吸い乳輪をも舌先で丸くなぞってく。

『や…それ…』
『また締め付けた、
乳首も乳輪も唾液で照明を反射させています。
俺を愛撫してみますか？』『初めてで…』
『舐めるだけでいい、
撫でるだけでいい』


初めてでも好きな結城さんだからあたし…
下手でも許してください！

ためらいがちに菜々美は結城の肩に唇をあてる。
より近くなった菜々美の胸を結城が揉みながら唇で吸った。
『あっ！…』
菜々美が喘ぐ。

『続けて』
結城がささやく。

『胸が…』
『だからいいんです、
余計に感じるでしょう』
『息が胸にかかり感じ…』『だからいいんです、
俺を愛撫して菜々美』

ぎこちない菜々美の唇が華奢だがたくましい鍛えられた肩のラインを舐める。
『はっ…いいね、
ぎこちなさがたまらない』初めて結城がみせる呟きは色っぽく菜々美の乳首・下半身にダイレクトに伝わり。

結城は顔を傾けて下から乳首を押し上げるかのように舐めていく。
『あっ！だめ…結城さん…』

結城はあいた片方の腕を菜々美の背中にまわし乳首をもより密着させた。

結城さん…
乳首に唇が胸に鎖骨に髪があたっておかしくなる！

感じ…ちゃう！！