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《愛撫の先に…②》
第6章 この身を持って…
『お嫁さん……そんなの…』
奈々美は一歩後退り、それは拒否なのだが結城の事を思うと拒否の言葉は出ない。

『奈々美を脅してイエスとでも言わせるつもりですか?今それは必要ない事だと思えますが、あなたの行動は女性の声に左右されがち…やるならやるできちんと行動を全うしなければいけない』
結城はたまごホリックを見据え、両手を広げ立ち向かう姿勢だ。

『グダグダ理屈こねて、あんたが上司なら色々めんどくさっ、奈々美の返事を邪魔したクソ野郎っ、まぁいいよ奈々美が妊娠してりゃ自然と父親になんだし、あははっ、あんたは翔子とやらとよろしくヤッたらいいっしょ』
たまごホリックは結城をみ後ろを向いて奈々美のお腹を撫で笑ったのは、先ほどの犯した証が早く出てくるようにという事。

『…お嫁になんて…』
先ほどの理由で言えないでいる奈々美、だが撫でられた事に身を震わせたまごホリックから離れた。

『奈々美答えなくていい、君が迷う必要等ないのだから』
奈々美の言葉を遮るかのように結城が止める。

『このキザ野郎っ!奈々美に対して上から目線じゃねぇかよ、アレしなさいコレしなさいそんな男本当めんどくさい』
たまごホリックは奈々美の側へと近づいた。

『父親とか妊娠とかコンドームすらせずに中だしをしたという証です、女性を裸にし犯し楽しんで…あなたが奈々美に好意を寄せているならば強姦等逆効果だという事理解出来ますか?俺をやってやると言いながら手が止まって男はやれないとあなたは口先だけっ』
結城は来いよといわんばかりに手首を自分の方に向けた。

『男なんか犯す趣味等ねぇよ、口先だけなんて言わせねぇっ』
たまごホリックは奈々美から結城へと近づき殴ると見せかけスラックスから先ほどのネクタイを掴んだ。

『手首でも縛るつもりですか?』
ひるまない結城。

『望みならなっ!』
たまごホリックはネクタイをぶんまわし結城の手を掴もうとしていた。

『早く結べばいい、振り回してばかりで焦点すら合わせられないのですか?それとも俺にビビっているのですか?女性は裸にするくせにっ』
喧嘩をうっている結城は相手を見据えたまま。

『ムカつくっ!!』
たまごホリックは結城の手首を掴みもう片方の手首を掴む事にてこずったが結んだようだ。

『手前に結ぶ等あなたは何も考えていませんね』
お腹あたりで結ばれた手首をみながら結城は笑った。

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