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《愛撫の先に…②》
第8章 わだかまり…

運ばれたご飯を帰宅後18時半に食べていながらひとりで悶々と自問自答する事やバスルーム・結城との言い争いに空腹になっていたようでオムライス等食べている奈々美。
『…従業員さんの言ってたリッチな結城さんが疲れていても夕食を作るとか見習わなきゃいけない事、あたしは店で済ませてきたり、コンビニ弁当とかで済ませちゃうから…あたしっていい加減だなって…そういうとこ男みたいだと…結城さんはちゃんとしていて女らしいっていうか…』
また烏龍茶を飲む。
『そういう意味合い、俺はひとり暮らしが長いだけで誰もやってはくれませんから身に付いたって感じです…何も奈々美が怠けている等と言ってませんよ』
野菜サラダを口にする。
『あたしが気にします…何をやっても上手くやれるのをみてると駄目な女だなって…』
くるっと巻いて食べる。
『……そうやって自分を卑下するのが癖になっていますか?美味しく食べていたのに君の話を聞きながら食べていると味すらわからなくなる…君は俺の為に夜限定だったけど食事を作って待っていてくれていた事もありましたね…仕事もしているのに…ありがたいと思ってました』
素早く残りを食べ終える。
『続かなかったけど…仕事帰りのスーパーってほとんどが主婦でサラリーマンの人は弁当とか頼まれものの日用品とか…メニューさえ考えるの時間かかって店の中をぐるぐる…周りの主婦のみんなメニュー決まってるのかサッサッと買い物済ませちゃって凄いって…』
奈々美も食べ終わる。
『買い物も要は慣れです、奈々美もすぐに慣れます』
彼は2人分の食器を重ね台所に持っていき洗い始める。
『あたしが…』
手伝おうと立ち上がる。
『すぐに済みますから寝ていて構わない』
彼はそういう、先ほどの言い争いの事は忘れたかのように。
『…あたしソファーで…』
ソファーに丸くなる。
洗い終わったのか彼は手をタオルで拭き側までやって来て彼女を抱き上げベッドに放る。
『なっ………』
言葉にならない彼女は彼を見る。
『素直じゃないからですっ、パスタを食べている時からね』
ベッドに座る。
『落ち着かないから』
彼女も起き上がる。
『初めてここに来たわけでもあるまい、君とは隣で、この部屋で、ベッドで何度も寝たっ!落ち着かないとか言い訳にすぎないっ』
彼女の肩を押した。
『わかってない…気まずいのは…』
翔子さん…!
『…従業員さんの言ってたリッチな結城さんが疲れていても夕食を作るとか見習わなきゃいけない事、あたしは店で済ませてきたり、コンビニ弁当とかで済ませちゃうから…あたしっていい加減だなって…そういうとこ男みたいだと…結城さんはちゃんとしていて女らしいっていうか…』
また烏龍茶を飲む。
『そういう意味合い、俺はひとり暮らしが長いだけで誰もやってはくれませんから身に付いたって感じです…何も奈々美が怠けている等と言ってませんよ』
野菜サラダを口にする。
『あたしが気にします…何をやっても上手くやれるのをみてると駄目な女だなって…』
くるっと巻いて食べる。
『……そうやって自分を卑下するのが癖になっていますか?美味しく食べていたのに君の話を聞きながら食べていると味すらわからなくなる…君は俺の為に夜限定だったけど食事を作って待っていてくれていた事もありましたね…仕事もしているのに…ありがたいと思ってました』
素早く残りを食べ終える。
『続かなかったけど…仕事帰りのスーパーってほとんどが主婦でサラリーマンの人は弁当とか頼まれものの日用品とか…メニューさえ考えるの時間かかって店の中をぐるぐる…周りの主婦のみんなメニュー決まってるのかサッサッと買い物済ませちゃって凄いって…』
奈々美も食べ終わる。
『買い物も要は慣れです、奈々美もすぐに慣れます』
彼は2人分の食器を重ね台所に持っていき洗い始める。
『あたしが…』
手伝おうと立ち上がる。
『すぐに済みますから寝ていて構わない』
彼はそういう、先ほどの言い争いの事は忘れたかのように。
『…あたしソファーで…』
ソファーに丸くなる。
洗い終わったのか彼は手をタオルで拭き側までやって来て彼女を抱き上げベッドに放る。
『なっ………』
言葉にならない彼女は彼を見る。
『素直じゃないからですっ、パスタを食べている時からね』
ベッドに座る。
『落ち着かないから』
彼女も起き上がる。
『初めてここに来たわけでもあるまい、君とは隣で、この部屋で、ベッドで何度も寝たっ!落ち着かないとか言い訳にすぎないっ』
彼女の肩を押した。
『わかってない…気まずいのは…』
翔子さん…!

