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《愛撫の先に…②》
第8章 わだかまり…

『蒼い恋人〜っ、あはははっ、やめてぇ〜奈々美面白すぎるぅ』
陽子は口紅をポーチにしまう手が震えお腹を押さえ大口で笑った。
『ちょ…陽子笑い声響いてるからっ…せっかく打ち明けたのに笑うなんてひどい…』
親友が笑う事に言葉ではひどいと言いながら許している奈々美はみんながこちらをみている為にあたふたしていた。
『笑わないで真面目に聞こうと思えば思う程蒼い恋人っていうタイトルが頭の中で大きくなってさついおかしくて…ごめんってっっ……ねっねっ蒼い恋人ってさ結城啓輔さんでしょ?』
ニンマリするかのように目を三角のようにさせひやかす。
『ちがっ……半分合ってる……小説なんて妄想だもん…それでもヒロインは思いが叶わないまま…もうこの話は終わり』
ロッカーの方に歩いてく。
『奈々美の話は終わりでもあの翔子にバッタリとか最悪じゃんっ、みんなの前で注意とかされる筋合いないし何様っ』
親友から話を度々聞いていた為に陽子にとっても翔子のイメージは最悪なのだ。
ロッカーを開けカバンの中にポーチを入れデスクがある部屋へと歩いてく。
午後からの仕事がはじまる為にこの話の続きは夕方に持ち越される。
持ち場を離れていた相沢が午後からは奈々美らと一緒で何やら話たそうにしていた。
制服から私服に着替えようとしていると相沢が奈々美と陽子の側にいて腰に手をあて怒っているよう。
『ちょっと、結城さん予言やめたって本当っ?サイトみてイライラしてるんだけど〜マジ最悪っ…ねぇ江崎さんが何か言ったんでしょっ?』
キーッていい足をばたつかせ地団駄やりそうな剣幕である。
『知らない…あたし関係ない…』
知らぬ存ぜぬというようにこの場を去りたいばかりに棒読みの返事をする奈々美。
『嘘つきっ、この間一緒に帰ったじゃん、迎えにきたじゃん、結城さんはみんなのものよっ、独り占めなんてっっ』
奈々美の襟元を掴みかからんばかりの勢いだ。
『ひとりでヒートアップしてる、バカみたい…奈々美が関係ないって言ってるでしょ、信じなよ…それに結城さんはものじゃないよ』
ブラウスを脱ぎニットを着た陽子が言う。
『あたし達のものよ、ムカつく〜っあんないい男他にいないじゃん…なんとか言いなさいよ江崎さん』
怒るのもわかるでしょ、っていう顔。
『あたしは知らない事だもん…』
相手をみないよう着替えてく奈々美。
怒らないでよ…
陽子は口紅をポーチにしまう手が震えお腹を押さえ大口で笑った。
『ちょ…陽子笑い声響いてるからっ…せっかく打ち明けたのに笑うなんてひどい…』
親友が笑う事に言葉ではひどいと言いながら許している奈々美はみんながこちらをみている為にあたふたしていた。
『笑わないで真面目に聞こうと思えば思う程蒼い恋人っていうタイトルが頭の中で大きくなってさついおかしくて…ごめんってっっ……ねっねっ蒼い恋人ってさ結城啓輔さんでしょ?』
ニンマリするかのように目を三角のようにさせひやかす。
『ちがっ……半分合ってる……小説なんて妄想だもん…それでもヒロインは思いが叶わないまま…もうこの話は終わり』
ロッカーの方に歩いてく。
『奈々美の話は終わりでもあの翔子にバッタリとか最悪じゃんっ、みんなの前で注意とかされる筋合いないし何様っ』
親友から話を度々聞いていた為に陽子にとっても翔子のイメージは最悪なのだ。
ロッカーを開けカバンの中にポーチを入れデスクがある部屋へと歩いてく。
午後からの仕事がはじまる為にこの話の続きは夕方に持ち越される。
持ち場を離れていた相沢が午後からは奈々美らと一緒で何やら話たそうにしていた。
制服から私服に着替えようとしていると相沢が奈々美と陽子の側にいて腰に手をあて怒っているよう。
『ちょっと、結城さん予言やめたって本当っ?サイトみてイライラしてるんだけど〜マジ最悪っ…ねぇ江崎さんが何か言ったんでしょっ?』
キーッていい足をばたつかせ地団駄やりそうな剣幕である。
『知らない…あたし関係ない…』
知らぬ存ぜぬというようにこの場を去りたいばかりに棒読みの返事をする奈々美。
『嘘つきっ、この間一緒に帰ったじゃん、迎えにきたじゃん、結城さんはみんなのものよっ、独り占めなんてっっ』
奈々美の襟元を掴みかからんばかりの勢いだ。
『ひとりでヒートアップしてる、バカみたい…奈々美が関係ないって言ってるでしょ、信じなよ…それに結城さんはものじゃないよ』
ブラウスを脱ぎニットを着た陽子が言う。
『あたし達のものよ、ムカつく〜っあんないい男他にいないじゃん…なんとか言いなさいよ江崎さん』
怒るのもわかるでしょ、っていう顔。
『あたしは知らない事だもん…』
相手をみないよう着替えてく奈々美。
怒らないでよ…

