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《愛撫の先に…②》
第10章 結城と奈々美
独り言っぽく言うのは結城でスーツを脱ぎバスルームへと向かい数分後髪を乾かした後側に既にあるブラジャーを洗濯ネットに入れ洗濯機に入れ洗濯を始める。

結城のは下着とワイシャツ、奈々美のが下着にキャミソールや通勤に着ていた衣類だ。

彼女が食べに行った事はフロントでみて知っている為にパックご飯でレタスとハムとたまごのチャーハンとわかめスープを作りリビングでニュースを観ながら夕食とした。

水とはいえ使ったらしいコップと夕食の後片付けをしていると洗濯機がビーピーと終わった事を知らせている。
いつもの平日は朝起きて今のように洗濯を始めて彼女が起きるまでに干し昼のジムに向かうまでに取り込んでいるが、週末は忙しい為に金曜日には夜にしている。
彼は一人暮らしが長い為何を先にすれば一度に終われるかがわかっているのだ。
以前奈々美のブラジャーを手洗いしたというエピソードも一人暮らしならではの行動だろう。
ちゃんとした洗濯ネットであればブラジャーも型崩れする事なく洗濯機で洗えるという事を調べたのだ。

何ヶ月前かの仕事帰りにスーパーに買い物・休みには洗濯という甲斐甲斐しい奈々美の姿は何処にとんでしまったのだろうか?
もっとも仕事をしている世代からすると帰宅前のスーパーの買い物と帰宅してからの家事は身体への負担にもなるだろう、したくないというのが正直なとこ。

建物からみえない場所に干していたり2008に物干しセットなる物を使って扇風機を使って乾かしているらしい。

そんな仕事も家事もこなしている結城の事など知るよしもない。

たたまれた洗濯物を奈々美は普通だと思っている、人の労力と少しの時間があってこそという事をわかっているのか?


✜ ✜ ✜

時刻は8時を過ぎた頃奈々美は慌てて起き文句を言ったが週末という事にホッとし二度寝しようとするが、かすかにスープの匂いがする事に気づいてリビングのテーブルのメモをとる。
それは結城からで朝食が用意してあるとの事が書いてあった。

『コンソメスープ…?クロワッサンまで置いてある…』
バスローブ姿で髪がボサボサのまま台所に行き鍋のふたを取り確認し側に置いてあるパンの袋と野菜サラダまでみて朝食にした。

買い物、映画…白い家にも行かなくちゃ…

忙しい忙しいという風に食べた食器を台所の流しに置いて彼女は歯をみがき身支度をはじめ10時には出かけた。
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