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《愛撫の先に…②》
第10章 結城と奈々美
週末の飲食店は開店後にはわりと空いている為に11時の開店10分後に奈々美は蕎麦天ぷら味噌汁ほうれん草和え物の和風御膳ランチを食べていた。

週末を楽しむからまずはお腹いっぱい食べなくちゃ、とばかりに美味しそうに食べていく。

店を出てバッグやコート等みるだけで楽しみ13時過ぎに白い家がある近くのバス停で降りセーターにジーンスにスニーカーという動きやすい服装の彼女は、
アサヒコーポレーションまでの通勤にこのバス停を使っていた事を思い出し迷う事なく歩いていく。

10分もすると目的の場所が視界にみえてくるが何やらザワザワともめているような声と人影数人が豆粒程度の大きさだが確認出来たが彼女は歩を止めない。

だんだんと人影と声も大きく彼女は首をかしげ立ち止まるのは不動産の車を蹴る後ろ姿がみた事がある記憶に重なるからだ。

『へこみが出来たり傷でもついたら弁償してもらうで、あんたがこの周りをうろつくから一昨日から不動産にも苦情の電話が1日に数件、電話対応だけで事務のおばちゃん参っとるのに…この家の内覧も始めるまでにぶち壊してわしら営業妨害で腹を立てとるっっ…誰を待っとるんか知らんがここをうろつくのをやめてくれんか』
不動産の中年男性がまくし立てて早口になる。
この間の夫婦への内覧を邪魔された営業マンだ。

『俺が何かやったか?あんたによっ!俺の嫁を待っていて何が悪い?腹の中に精液ぶち込んでやった奈々美を呼んで来いよ!』
たまごホリックは待ちくたびれイライラきているのか奈々美しか視えない気持ちの闇でNGと成りうる精液とかぶち込むとか平気で言っている。

えっ、あたしの名前が言われたような…

周りからみればまたはレイプの事を知っている人ならば行ってはいけないとわかるのだが彼女は自分の名前が言われた事に一歩一歩ゆっくり進んだ。

その光景は不動産とたまごホリックとの小競り合いを2メートル離れてグルっと囲むように老若男女の住人が不動産の側の勝利を固唾をのんで見守ったり野次を飛ばしている。
その住人の中には意見をした初老おじさんもいてウォーキング姿で傍らにはその息子らしき夫婦がいた。

何事?……家に入らせてよ…
住人の輪をかき分け前に出る奈々美はたまごホリックという男に恐怖から目を丸くした!
『ひっ……なに…売り物件ってどういう事…』
看板の売り物件という文字にも動揺する。


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