この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《愛撫の先に…②》
第10章 結城と奈々美
大盛り醤油ラーメンを食べきり空になった容器をゴミ箱にほうりプリンとゼリーを食べ空になったそれも同様だ。

シャワーを浴び胸をみるとやはり指跡は紫色になっており彼女は身を震わせ泣く。

なんであたしがここまで嫌な思いをしなくちゃなんないの?
あの男今頃どうしている?
もう近づかないでほしい!
胸の指跡が消えるのはいつ頃?
シャワーを浴びる度、下着をつける前に必ず目にする場所…
男の人は嫌がる女の人をレイプで楽しんで自分の欲を消化させていく…
楽しんだモン勝ち、胸を揉んだモン勝ち…
じゃあ男の人は楽しめて平気でご飯が食べれる、平気で次のレイプの人を見繕うだけ…
女の人はただ一度のレイプで泣き寝入り?…
身体に残った跡の悪夢であの日を思い出すままに…

『わああああっ』
奈々美は大声で泣き始めた。

昨日の今日、簡単に指跡が消えるわけない…
不動産のおじさんがもうこの辺りをうろつく事はないと言っていたけど本当?
本当にこの辺りからいなくなるの?

ただのシャワーがもはや悪夢となりつつあるが洗って消し去りたいという事にもなり長めになる。
髪を乾かしテレビをつけると21時を過ぎていてミネラルウォーターを飲みながら騒がしいお笑い番組がつまらなく思え映画に変えるもホラーでニュースに変えた。

陽子からのラインも度々結城が話題にする為短めの返事を送りソファーに座りスマホゲームを始める。

退屈なので雑誌を手にするが読みきったあとなので雑誌をゴミ箱にほうった。

つまらない…
つまらなくなった週末…
まさかこのホテルにあたしだけ?

奈々美はカーテンを開けると暗い夜の中で真下をみると車が繋がって鎖のようにみえ帰途につくのか今から出かけるのか普通の週末を楽しんでいるようにみえる。
かすかに聞こえる道端からの楽しげな笑い声も今の彼女には嫌がらせにしか聞こえない。

スエットのまま数階下に降りると廊下から楽しげな笑い声まで聞こえ急いで部屋へと駆け上がる。

『楽しくないのはあたしだけ…』
ドアノブに手をかけた時エレベーターが開き1人出てくる人、もちろん結城。

彼女は急いで部屋に入り鍵を閉め何くわない顔で布団にもぐり込んだ。


✜ ✜ ✜

月曜日、朝9時。
奈々美は目をこすりながら起きスマホを手に突然慌てた。

『マジで9時過ぎてるっ、最悪っ、仕事始めてる時間なのにっ』
焦る奈々美っ!
/329ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ