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《愛撫の先に…②》
第10章 結城と奈々美
数カ月前奈々美が立ち読みした雑誌の内容はこんな内容だった。
※結婚するなら家事育児仕事の両立
※部屋がいつもきれいである事
男性へのインタビューで一番望まれた結婚相手への要望だった。
もしかしたら結城さんとと淡い期待をしていた数カ月前
相手にふさわしい方に近づけようと奈々美はその雑誌の2項目を鵜呑みにし苦手な家事とご飯の支度を頑張ろうと奮闘していた日々。
炒めるだけ、焼くだけ、混ぜるだけの簡単なものを売り場で選び作っていた事。
あきらかに結城の方が美味いものを作るが彼は彼女の頑張りに「美味い美味い」と言っていた事。
結城が白い家からスイートタイムに帰った事で奈々美の頑張りはストップしてしまう。
翔子という女への嫉妬から奈々美は素直ではなくなっていた。

女が家事育児仕事の完璧なる両立等最初は頑張れても体力的に無理なのだ。
両立する為に寝不足気味のまま家事をして育児でバタバタからの出勤、そんなの世の男はわかってはいない。
でも結城は頑張らなくていい、卵かけご飯でも充分だと気を使う。
そんな事奈々美は忘れているのだろうか?
あえて思い出さないのだろうか?

風呂あがりの後の気ままなご飯。
お湯を注ぎラーメンが出来ソファーに座り上蓋を取りゴミ箱に捨てようとしある事に気がついた。

昨日捨てたラーメンのカップやプリンやゼリーのカップ、漫画雑誌がなくゴミ箱をおおうビニール袋がきれいになっていたりする。
彼女は周りを見渡すと慌てて起きたくしゃくしゃの布団もきれいにベッドメイキングされシーツが取り替えられた事がわかる。
冷蔵庫を開けるとミネラルウォーターが補充されているのだ。

あたし頼んでないけど…
ホテルのサービス?
従業員さんあたしの部屋まできれいにしてくれてありがとう
豚骨ラーメン大盛りを勢いよくすすりスープも飲んでゴミ箱にほうった。

喉乾いたな…
ミネラルウォーターばかりじゃ飽き飽きする…

どの階に売っているのかわからない為に19階に降りると売っていてオレンジ系のドリンクとコーヒーを買い部屋に戻りコーヒーとスナック菓子でバラエティ番組をみて楽しんだ。

仕事帰りにスーパーで食材とか陽子には悪いけどおひとり様バンザイでしょ〜
誰にも文句を言われないし最高っ
散らかしても片付けてくれているなんて嬉しいっ

食べたゴミはゴミ箱にほうり彼女は布団に入ってスマホゲームに没頭。
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