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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
サンドイッチを食べるのは3分、最後のひとくちを飲み込んだ時車はアサヒコーポレーションの前につける為にウインカー後停車した。
時刻は8時50分、車を降りた奈々美は結城にありがとうと言い頭を下げた。

『いいから行きなさい』
結城はクスッと笑った。
咲夜のキスと抱擁の高揚した表情とは違う爽やかさ、それはお客様相手の仕事の顔ともいえる。

走り止まり結城を振り返る奈々美。
そんな彼女を行きなさいと手でジェスチャーする結城。
車は加速し向こうに走りみえなくなる。

制服に着替えた後鏡の前で口のまわりにパンのかけらがついてないか確認する余裕さえあり彼女は結城に感謝しながらデスクの前に歩いてく。

頑張ろう、仕事…
結城さんのおかげで遅刻しなくて済んだし課長にも怒られなくてすむの…
ありがとう…
「ウンザリだ、ウンザリです」そんな事を言わせる程あたしは翔子さんの事にこだわって結城さんを傷つけていたなんて知らなかった……
ごめんね…
もう前向きになる…

『おはよう、奈々美なんか嬉しい事あった?』
ニヤニヤして肩をたたく陽子。

『おはよう、ななな、なんでもないの、何もない』
動揺する奈々美は手をブンブン振っている、なんかありましたってみえみえなのだ。

昼休み、うどん屋さん。
タッチパネルでオーダーし待つ間ずっとニヤニヤしている陽子が聞いてきた。
『仲直りした?なんかつきもの取れた感じの顔してるよ』
立てかけられたメニューを戻しながらまたニヤニヤの陽子。

『なな何もない、何も』
お茶をグッと飲むがむせる奈々美。

うどんとおにぎりのセットがそこで運ばれて2人は美味しそうに食べ夢中になる。
支払いをペイポイで完了させ店内から出て会社へと歩き出す途中奈々美は言った。

『あたしが翔子さんにこだわるのが結城さんウンザリなんだって、だからあたしこだわるのをやめる…そう思ったら身体中…気持ちが軽くなっちゃって…』
奈々美は照れくさそうに隣を歩く陽子に笑いかける。

『そうっ、馬鹿みたいなこだわりをやっと捨ててくれたんだね〜…翔子って人に会った事ないけどきっと高飛車なおばさんよ…あっ、結城さんと同じ年なんだっけ…結城さんは大人なのに年を感じさせなくていい男ね〜』
憧れる表情になる陽子は両手を組んでクルンとまわった。

陽子ならいい…
嫉妬するけど憧れる気持ちわかるから…
あたし笑えてる…
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