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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
やはり入ってきたのは仕事を終えた結城で、奈々美は立ちつくしぼぅ〜っとしたまま彼をみていた。

『顔が赤いですよ、具合でも悪い?』
彼は近づいて熱でもあるのかという風に右手を彼女のおでこにあてた。

いきなり?
こんなの反則だと思うのっ

顔が見られないまま奈々美はその手を左手をあておでこから離す、それは彼女が力ずくで押しのけたのではなく手を触れられ彼がおでこから手を離したのだ。

『帰宅した時もフロント側をみもしないで鍵を受け取るなり立ち去ったから風邪でもひいたのかと様子を……』
手にはコンビニにでも行ったのかレジ袋を持っている。

『あたし元気です』
奈々美は笑顔で答えた。

『……なら良かった……せっかく買ったのだから置いておく、食べなさい』
彼は勘違いだったか、というように一瞬顔を赤らめ誤魔化すように咳払いしてレジ袋をテーブルに置いてドアの方に向かう。

『あたしの為に?これを…ありがとう』
奈々美はレジ袋の中の水滴がついたオレンジジュースやリンゴゼリー等に触れ彼をみて言った。

『帰ってきた君の姿は俺達2人をみない、まるで敵から身を隠すようなくノ一のよう…フフッ…普通で元気ならそれでいい』
手をあげたのはおやすみという事だろう、部屋から出ていった。

奈々美は手を振りその手を握りしめ深呼吸してから改めてレジ袋の中身をみると他にサンドイッチ、ヨーグルト、別の袋にあたたかいココアが入っている。

彼女はココアとリンゴゼリーを置き後は冷蔵庫に収めていく。

あたたかいココアを両手に持ち少しずつ飲んでいく、ゼリーをひとくち、もうひとくち。

ココアまだあたたかい…
まるで敵から身を隠すようなくノ一…?
下を向いたまま鍵だけ受け取りサササッと小走りのあたしをみて?

奈々美はくノ一の例えがおかしく差し入れは嬉しく笑いながら泣いた。

なんだか初めて結城さんと会った時を思い出す、翔子さんへのこだわりを振り払いすっきりした今結城さんの事を素直にジッと観られるの…
遥斗くんがいても結城さんに憧れる陽子の気持ちよくわかる…
今みたいに仕事あがりのスーツ姿とても素敵だと改め…
風邪だったらあたしが寝るまでついていてれたのかな…

ココアでむせ首を振る。

よくのいうとうり結城さんが側にいるだけあたし贅沢なんだわ………
気を引き締めなきゃ…

またしても興奮しまた寝付けなかった。
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