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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
***
日曜日、
菜々美は夜19時より早く17時にチェックインを済ませ2007に入ったばかりだ。
フロントで差し出された鍵とは別に隣に座る結城が、スッと2008の鍵を置いたのだった。
ブルーのフリース上下に着替え黒と白のドット柄のエプロンを身につけ、
髪はポニーテールにシュシュ。
先ほど寄ったスーパーから食材を持って2008へ。
脱ぎ散らかした服もなく台所さえも生ごみ等なくシンクにはごみ取りネットがかけられている。
片付けられた室内に寂しさを感じるがやはり結城のにおいが室内を満たす。
あぁあ、結城さん…
この室内はあなたに抱かれているかのような匂い…
―――ううん、
匂いに酔いしれてちゃ19時には間に合わないわ。
野菜を切って鍋に入れ弱火にする。
―――フッ、
突然室内が暗くなった。
嫌っ!何?
停電?
目を閉じて台所に手を付いた。
…
……――3分。
ピッ‥ピッ‥ブウゥーン‥その音と共に電気が復旧し室内は明るくなった。
何?
だが怖くて目を閉じたままの菜々美は気づかないまま。
『菜々美……菜々美?』
………!?
結城…さん?
菜々美は恐る恐る目をあけて振り向いた。
『どうしたんですか?震えて』
『停電…』
『先ほどの雷でこの周辺停電したわけだから、
だけど当ホテルはこういう時の為に復旧電力があるから安心していい』
振り向いた菜々美を安心させるように笑う結城。
『結城さんあたし暗闇が怖い…』
『復旧電力で停電する事はないよ、菜々美』
『でも…』
煮えだした鍋を弱火にする結城の手元を追って菜々美は台所に向き直る。
『雷や停電が怖いなんてかわいいね』
『こんな時にからかわないでくださ…、
――!?結城…さん?』
プチ‥
結城が服の上からホックを外したのか胸元へ空気が入る感覚に菜々美は軽く喘いだ。
『や…』
『俺は何もしていませんよ、例えばこんな事なんか何も』
エプロンを避けるかのように彼はショーツの中に手を入れた。
『…感じた?
うなじの辺りで喋るのとブラのホック外しが』
なっ…
『ななな何も感じてなんか…』
菜々美は台所の縁に掴まり喘いだ。
『濡れてる――』
結城はショーツの中から指を出しゆっくりと舐めた。
『期待してる?
今夜の制服プレイ』
結城がうなじに軽く歯をたてると喘ぐ菜々美がいた。
日曜日、
菜々美は夜19時より早く17時にチェックインを済ませ2007に入ったばかりだ。
フロントで差し出された鍵とは別に隣に座る結城が、スッと2008の鍵を置いたのだった。
ブルーのフリース上下に着替え黒と白のドット柄のエプロンを身につけ、
髪はポニーテールにシュシュ。
先ほど寄ったスーパーから食材を持って2008へ。
脱ぎ散らかした服もなく台所さえも生ごみ等なくシンクにはごみ取りネットがかけられている。
片付けられた室内に寂しさを感じるがやはり結城のにおいが室内を満たす。
あぁあ、結城さん…
この室内はあなたに抱かれているかのような匂い…
―――ううん、
匂いに酔いしれてちゃ19時には間に合わないわ。
野菜を切って鍋に入れ弱火にする。
―――フッ、
突然室内が暗くなった。
嫌っ!何?
停電?
目を閉じて台所に手を付いた。
…
……――3分。
ピッ‥ピッ‥ブウゥーン‥その音と共に電気が復旧し室内は明るくなった。
何?
だが怖くて目を閉じたままの菜々美は気づかないまま。
『菜々美……菜々美?』
………!?
結城…さん?
菜々美は恐る恐る目をあけて振り向いた。
『どうしたんですか?震えて』
『停電…』
『先ほどの雷でこの周辺停電したわけだから、
だけど当ホテルはこういう時の為に復旧電力があるから安心していい』
振り向いた菜々美を安心させるように笑う結城。
『結城さんあたし暗闇が怖い…』
『復旧電力で停電する事はないよ、菜々美』
『でも…』
煮えだした鍋を弱火にする結城の手元を追って菜々美は台所に向き直る。
『雷や停電が怖いなんてかわいいね』
『こんな時にからかわないでくださ…、
――!?結城…さん?』
プチ‥
結城が服の上からホックを外したのか胸元へ空気が入る感覚に菜々美は軽く喘いだ。
『や…』
『俺は何もしていませんよ、例えばこんな事なんか何も』
エプロンを避けるかのように彼はショーツの中に手を入れた。
『…感じた?
うなじの辺りで喋るのとブラのホック外しが』
なっ…
『ななな何も感じてなんか…』
菜々美は台所の縁に掴まり喘いだ。
『濡れてる――』
結城はショーツの中から指を出しゆっくりと舐めた。
『期待してる?
今夜の制服プレイ』
結城がうなじに軽く歯をたてると喘ぐ菜々美がいた。