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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
『か、感じてなんか――はうぅ…ん』
菜々美が喋りながら喘いだのは結城が耳たぶを舐めフッと息をかけたからだ。

『耳も弱い、
そしてここが一番弱い』
ノーブラの衣服の上からポンポンと再び弾むような手つきで2つの丸みをたたいて。

『!!、ああーっ、や、や…やだ…』
フリースとエプロンをしていても下着がない胸は敏感になり、
乳首は丸く固さを増して結城の手のひらに対抗するかのよう。

『乳首たってますよ』
耳元でそうささやかれ菜々美は体をブルッと振るわせた。

『結城さんの…ハア…結城さんの…ばか…』
立っていられないらしく菜々美はシンクの端をぎゅっと握り粗い息をした。

『かわいいですよ』
フリースの中に手を入れ両乳房を覆う結城。
『!!、あっ…あん、
結城さんあたしもう…立っていられない…』
『俺に寄りかかればいい、身を任せてくれていい、
崩れ落ちそうなら抱きしめる』

やだ…
言葉攻め…
後ろから抱きしめられたらあたし結城さんの体温と体の感触で下半身が疼くの…

さわさわさわ‥
衣服の中で乳房を揉まれている為に衣ずれさえ感情を煽るようだ。

『も…無理…お願い…』
『お願い?何をですか?』
『結城さんの大事な…』

いれてください…
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