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《愛撫の先に…②》
第13章 証と誓い
『こうして奈々美の為に、そして俺の為にお祝いしてくれて嬉しいよ、陽子さん遥斗くん…奈々美ならともかく俺まで…』
始まった時から照れくさそうにしていたがやはり今も照れくさいらしい。

居酒屋の個室を借りて催されたお祝いの会。
メニューはといえばごくあたりまえの枝豆に焼き鳥、ポテト、シーザーサラダ、唐揚げ、男性らはビール、女性らは烏龍茶で乾杯していた。

夕方17時から座っていて初対面のぎこちなさもすぐに打ち解けて和やかな雰囲気何度目かの乾杯となる。

『ヤキモチやかないでね遥斗、結城さんは父親にまでなると決心して産婦人科まで行ったんだから』
烏龍茶では酔わないのに陽子がまた褒めちぎる。

『陽子が結城さんひいきなのは知ってるから今更…だけど本当に男からみても父親になるって出来る事じゃないです』
遥斗は2杯目だがまだろれつはまわってなく礼儀正しい。

『2人して本当に…嬉しいですが照れますので…過ぎた事でもあるので…』
珍しく口ごもる。

『いやいやいや、褒めますから』
遥斗と陽子の言葉が重なり顔を見合わせ笑う。

『奈々美に何か言った?結城さん…』
乙女であり憧れる陽子は聞きたいらしい。

『……何を唐突に…泣き虫で怒りっぽい奈々美には誰かついていなくちゃならないようで…これからも観ていくつもりなので…』
結城は顔を赤らめ言った後で咳払いをし勘弁してほしいと言うように照れから手をフルフルと振った。

『奈々美ぃ〜、そうなんだってぇ〜…も〜羨ましいっっ』
軽くポカポカと親友の腕をたたく陽子は憧れが強い乙女なのだ。

『やりすぎ…陽子、結城さん困ってる…それに遥斗くんだってヤキモチ妬いて…』
しどろもどろな奈々美は声が段々小さくなる。

お開きになったお祝いの会、遥斗と陽子がタクシーに乗るのをみとどけて結城が笑う。

『いい友達に恵まれましたね奈々美』
『うん…』
『帰ろうか…』
彼はタクシーをひろう為に手をあげた。

結城さんさっきの言葉本当?
これからも観ていくつもりでいてくれるの?
奈々美はフフッと笑い結城をみた。

『奈々美?今日はやけにご機嫌ですね…』
彼女の笑顔に戸惑いながら結城が彼女をみる。

『寒いけど心があったかいの…お祝い楽しかった〜』
暗くなる空を見上げ余韻をかみしめているよう。

タクシーの中で手をつなぎ笑みを浮かべる2人。

これからもずっと……
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