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《愛撫の先に…②》
第14章 愛撫の先に…
場面は2008。
奈々美はシャワーを浴び終えて髪を乾かしバスローブ姿でソファーに座り先ほどフロントで聞いた結城のセリフをまた思い出していた。

予約済みってあたしの事?
お風呂でもこんな風に考えちゃって顔面めがけてシャワーのお湯の水流まともに浴びてアワアワ慌ててコントでもしているみたいだった…
予約済みって、つまりそういう事…
あの派手な女の人はデートを申し込んでいて結城さんはそれを予約済みだと言ったんだわ…
カレカノの事?きっとそうよね…

奈々美は予約済みという事をもしかしたらと一瞬思い込みお風呂場でもうわの空でシャワーをひねったのだ。

「結婚しよう」←数ヶ月前奈々美は結城にそう言われてから白い家に移り住んだ事があるがお互い仕事をしている為にゆっくりと話す事もなく、前々から翔子にこだわる奈々美が結城を遠ざけ結婚という二文字はうやむやになっていたのである。

遠ざけたのは奈々美本人、まさか一生を添い遂げる誓いという事など…まさかね、等と奈々美は浮かれていた気持ちもジェットコースター並みに気持ちの切り替えでダウンしてしまった。
そうよ、あんな皆から騒がれるイケメンさんが一生を添い遂げる予約をするはずはないと思いなおすのに数分。

コンビニで買ったサンドイッチをレジ袋から出し烏龍茶を取りに冷蔵庫に向かう。

ありえない…
ありえない…
あたしは平凡な何処にでもいる女子だもん…

開封し2つ入ったレタスハムサンドイッチを掴んでひとくち頬張り烏龍茶が入ったコップに手をのばす。

『いいなぁ〜奈々美それから進展どう?』
結城ファンの陽子からそんなラインがきてあやうくむせそうになりトントンと鎖骨の下あたりをたたく。

『そんなんじゃないから〜』
彼女はそう返事を返す。

『お祝いの会の時に結城さん皆に言ってくれたじゃない、信じないの?あたしがそう言われたら嬉しくて眠れないよ、あの結城さんだよ、夢のような気持ちになるのが普通でしょ?翔子をやっと克服したんだから頑張らなきゃ自分を信じてさ、こっちはね本当に羨ましいんだから』
長い文章で陽子から返ってきた。

陽子…
本当に羨ましがってた…
あたしになり変わりたいとか会社でもランチでも言ってたのよね…
そう、自分を大切にしなきゃいけないね…
あたしには信じられない程いい友達、あれほど結城さんに憧れている陽子が後押ししてくれている…
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