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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
結城さんのプライベートが最悪!?
嘘よ!
こんなに優しいのに…

【予言をやめたらしいけど特別な鍵を今も尚渡してるらしいじゃない。
まともに宿泊費を出して泊まってる人達は彼の節操のなさを知ってるのかしらねっ?
宿泊の皆さん、
特別な鍵の女は特別扱いされているわよ!
結城啓輔はイケメンだと騒がれて女は群がり毎日やりたい放題!?
アレの不良品には妊娠の可能性もあるって事、
浅はかな女と節操のない結城には嫌気がするわ】

妊娠?アレの不良品?


あっ!
結城さんからも同じ内容を聞いてる!?
あの人なの?

【知りもしないで結城啓輔さんを悪く言うのはやめてください。
それにあたし宿泊費は払っています。
スイートタイムをも評判を落とす書き込みはするべきではないわ】
菜々美は悔しさからそう打ち込み送信していた。

相手はサイトを見ていたらしく返事がくる!
【新しい彼の女?
書き込みなんてバカみたい!
啓輔、新作のバッグが欲しいのよ】

【結城さんはあなたの財布じゃない!】
菜々美はまた送信。

【生意気ね!あなたがかわりにバッグを買ってくれるのかしら!?
新作○○のバッグはデパートで何処でも売ってるわ、色は黒、
金曜日にM駅夜7時!】
そう返事がくる。

『――ん、わかった。
将也楽しみにしてるよ…ん…来客中だからまた折り返し電話する』
結城の声に菜々美はハッとし女からの書き込みと、
自らの返事を共に削除していく。

ただあの書き込みを見た女達からの疑問と批判的な内容は削除が間に合わず。
【どういう事?
予言は続いてんの?
その女ずるい!】
そんな書き込みが!

『菜々美お待たせ、
将也が傘の件以来久しぶりに会いたくなったって言ってきて――
菜々美?
レビューはおもしろくなかった?』
テーブルに携帯を置き近づいてくる結城は振り向いた彼女の表情を見落とさない。

『たくさんのレビューにビックリして…』
『お客様あってのスイートタイムだから新作メニューと娯楽ルームを更に充実させなくてはね、
女性目線のレビューからヒントを得ますよ。
菜々美も娯楽ルームにリクエストあったら言うといい』

結城さん結城さん!
貴方はこんなにスイートタイムを大切にしているのに――

新作のバッグを買ってあの人に渡せばもう嫌がらせはしない?
あたし結城さんをスイートタイム両方が大切なの!
だから…!
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