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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
『終わり?』
『心細い声を出さなくてもいいシュミレーションを止めるだけだ、
さっさっとバスローブに着替えて寝るといい』
結城はマウスをまた動かし終了させようとしていた。

台所での行為は短く先ほどの着替え中に乳首を指先でつつかれ体が疼いている菜々美。

『待って…待って結城さん!
あたし通販サイト見て残業したいの』

『―――気が変わった?』
マウスから手を離す結城。
『みんながだんだんと居なくなるとひとりきりだと寂しくて…
夜は廊下の照明も落とされて最低限の灯りしか…
だから心細くてっ――
パソコンを打ちながら結城さんに後ろから抱きしめてもらう妄想を――…
あの…』

残業をしながら考えているのが結城だという暴露に恥ずかしくなり言葉がためらわれ。

『ふっ…先ほどの君は素直じゃないがかわいい告白に免じて俺も残業しましょうか』
『結城さんっ』

『しかしながら菜々美ちゃんは残業しながら仕事以外の事を考えて…
セックスとパソコンに打ち込まないよう気をつけなさい。
抱きしめてほしいのですか?』
『結城…さん耳を舐めながらなんて…』

『耳だけで上半身をくねらせ台所での行為が物足りなかった?
上から眺める君の髪の毛からタイトスカートの曲線は丸くて細くて華奢だ。
抱きしめ力を入れると次第に折れてしまいそうなくらい。
ブラウスの襟から見えるうなじ、
上から見るベストをおす膨らみの下は、
太ももをすり合わせているかのようなタイトスカートのしわがある。
女ならではの曲線です――』
『あたしの体を言葉で表さないで…』
恥ずかしくなる…
だけど胸をそらしたくなる…――
ううんじっと見られるのは恥ずかしい…

『眺めを邪魔する両方の手を退けてくれるとありがたいですね』

髪の中に顔を埋めながら喋らないで…

『あぁ…』
『フローラルの香り…
菜々美が使っているシャンプーを用意していた…
いい香りだ…
首を動かす度に揺れる髪の毛が女の子らしくてかわいいよ』

あぁん…
また言葉攻め!
抱いてください!
『結城さんあたし体が疼いて…あなたを…』

『抱きしめてほしいのですか?おねだりは?
菜々美ちゃん』

『残業の寂しさを忘れさせてください、
後ろから抱きしめてほしいの…』

フフッ――…
結城の笑う声が聞こえ椅子越しに肩に両腕がまわり、襟元に唇。
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