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第1章 あたし磨き

ストッキング特有の滑らかな肌触りに増してスカートの裾に入り込む、
結城の慣れた手つきが合わさり気持ち良さはストッキングからなのか彼の巧みな撫でかたになるのかわからなくなる菜々美。

体にフィットしているスカートも菜々美が膝を合わせ座っていた為に、
手を這わせ少しずつたくしあげる隙間があり太ももの半分くらいがあらわになる。

『結城さん…やめて』
『君の裸を何度も見てるというのに今更ですか？
ストッキングもタイトスカートも俺が履かせたというのに』
『なんだかとっても恥ずかしくて…
タイトスカートをこんな風に指だけでたくしあげられるなんて…』

『フッ――
他の女と違うのは菜々美のそういう恥じらいです、
俺の腕を握り嫌だ嫌だと首を振る君の反応が堪らない――嫌ではないね？』

結城さん意地悪…

そう目で訴える彼女の表情を見て彼はたくしあげたスカートの中へ、
ストッキング越しにショーツの中心部分クリトリス辺りへ２本の指をくい込ませる。

『あぁっ…やぁ…』
体をビクンと振るわせる菜々美。

じわっ‥
押された事により微かに指に湿り気が伝わる。
『俺はスカートの中に指を這わせただけなのに菜々美はエッチになりましたね』
『あたしそんな…』

『反論？
着替え中も乳首をたたせちゃってエッチ以外に何て言う？』
『も、やぁ…』
『そういうところが堪らないね、最初から』
『何で今夜はいきなりこんな…』

『いきなりクリトリスを攻めるのか？
君があの女の書き込みから関わったから、
バッグを買って渡そうと考えるからですよ。
話したとうり女との契約に不良品から妊娠させてしまった』

中絶費用ね…

『女のここに俺のぺニスがはいったからだ』
結城は菜々美のクリトリスをグリグリと押す、
身悶える菜々美は彼の腕を握ったままだ。

『優紀か俺かどちらの子供かわからないと責められたら俺はなすすべもなく、
あの女のわがままを呑んできた』

結城さんだけが悪いわけじゃないわ！
たまらない…
抱きしめて撫でてあげたい…

『中絶費用も多めに出して納得したと思っていた、
だがそれで終わりではなく後は前に話したとうりに俺は女の物欲の財布になるしかなかった。
あの夜のゴムに穴があいてなければ…そう思う。
菜々美がバッグを渡せばあの女は菜々美を財布がわりにするんだ。
――菜々美あの女には関わらないね？』