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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
『バッグを渡すくらいであの人はあたしを財布がわりに?』

『契約を望んだとはいえ好きでもない俺から妊娠させられ、
好きな男から誰の子だと責められたと聞いて責任を感じてあの女からの要求は仕方ない事だと。
過ちからの妊娠はリスクがありすぎるから。
だけどリスク以上の財布がわりの償いをしてきたと思う。
あの女には関わらないね?俺と同じ思いをさせたくはない』
『結城さん…あたし守られているの?』
『イエスと言っておこう』『あたしがバッグを渡さないとあの人に話をするの?…会う、の?』
『電話だけしておくつもりだ』

良かった…
大人なあの人に会うなんてあたし…
だから電話だけと聞いてホッとしてるの…


――
菜々美は先ほどの椅子に座り結城に後ろから抱きしめられていた。

『先ほどの続きをしたいだなんてそんなに残業が寂しいですか?』
『ん…』

残業は広い部署に1人きりになると振り向いたら誰かいるような気がして心細くて…
結城さんのぬくもりが欲しくてぎゅっと後ろからされたくて…

『菜々美ずっとこのままですか?何か願望は?』
『後ろから肩を抱かれてるだけでも…』

『この状態を菜々美が慣れたらどうする?
残業をしながら思い出すのは後ろから肩ハグだけ?』『ん…』
『菜々美おねだりは?』
『おねだり?』

おねだり?
肩だけじゃなくてもっと…
『そういえばワンピースだけじゃなく着替え用の下着も買いましたね、
覚えてますか?』
『ブラのサイズがピッタリだった事?
いつ調べたのかと…』

『俺は君の下着を手洗いしている、サイズくらい見ますよ』

あわわわわ…
やっぱり…

『替えの下着がないと可哀想だと買っておいたあの日に、
会社に行く必要がないならこうして手ブラも良かったかもしれないね』

手ブラ!
まさに結城は制服の上からそのように両手をあてた。『菜々美おねだりは?』

『きゃっ…あん…』
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