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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
『俺を呼ぶね?』
『仕事の邪魔しちゃ…』
『ずっとフロントに居る訳でもなく、
ずっと取引先の業者と会っている訳ではない。
メールくらいなら構わない。
予言をやめたから夜は菜々美につき合える』

ブラを外しながらそういう真面目な話しちゃえるの?

『菜々美?聞いてます?』
『部屋の模様替え前にはメールをしてから始め―』
『わかってない、
君は俺を待つんだ。
今夜みたいな悲鳴は御免だ』

あたし守られてる?

『はい、結城さん』
『――ったく』
菜々美は後ろから結城に両肩を抱きしめられ、
首すじへの唇の感触で太ももをすり合わせた。
『…んっ…あぁ…』


……
遅めのテイクアウトでカレーを食べた2人、
紙ナプキンで口元をぬぐう結城に菜々美はせつない眼差しを向けた。

この間みたいに泊まっていって…
あたしのベッドで眠って…
『菜々美何か言いたい事ありますね?』
『今夜中に模様替えが終わるなんて…ありがとうございました』
『敬語はいらない、
「お願い」と「ありがとう」だけでいい』
『…ん』

上着を着ちゃう…
帰っちゃうの…
引き留めたい…
だけど結城さんは朝早くから毎日仕事…
引き留めちゃダメね?

『菜々美?』
『ううん、気をつけて帰ってね』
『それだけ?』
『う……』

『じゃあ質問だ、
何故こんな変なタイミングで模様替えを?』

あなたにふさわしくなりたくて自分磨きで環境から…なんて…

『気分転換に…』

結城菜々美になりたいから!なんて…

陽子の親戚のお姉さんみたいに結婚して家事を後悔したくないから…
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