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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
触れるくらいのキスの合間に囁かれる名前――
『菜々美』

返事をしようとわずかにあけた隙間にまた唇が合わさる。
もっともっと、と言わんばかりに段々と唇の隅々までを確かめるかのような彼の動きに菜々美はくぐもった喘ぎ声を漏らす。
『…ン…ン…ハアア…』

両手首は握られている為にキスの快感は顔や首筋や肩を上下左右によじる為に、
胸板の下にある乳房を覆う下着のストラップも左右にずれて。

彼の体に固定されるかのような体勢の中で身をよじる自らのそんな動きにより乳首が段々と主張するよう。
『…あっ…いや…ン…ンンン…ダメエ…』
結城が唇の角度を変えたわずかな間に菜々美の漏れる声の変化。

『…煽らないでほしいな』
『えっ…』

菜々美がそう言って目を開けると気だるそうに見つめている視線と絡まり合う。
『俺はキス以外に何もしていないのにある部分が感じているね?』
『ある部分?』
『乳房――または乳首』
『やっ…』

結城の唇から体の部位が囁かれるとより疼きを増すようで乳首は尖り、
下半身も何かを求めるかのように湿り気を帯びてショーツを濡らす。

やだあたし、
言葉だけで感じて…
結城さんに癒されたい…
だけど眠いと先ほど言っていて無理強いはしたくないの…
寝かせてあげたい!
だから眠ったのを確認したら1人で癒すしか――
オナニーを…

だが下半身にあたる彼のモノが張っているように感じて菜々美は小さな吐息。

『睡魔に負けそうでキスだけのつもりでいたのに君のかわいい反応で勃起した責任はとってもらいますっ』
『あたしそんなつもりじゃ…結城さん?』

『啓輔ですっ』
素早くバスローブを脱ぐ様は実に色っぽく男を感じさせる。

やや性急に胸の上にあげられたブラジャー、ストラップは肩から落ちて乳房は彼の目にさらされた。

『――あっ…』
尖った乳首を彼の唇が覆って――…
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