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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
結城を見上げる菜々美、
菜々美を見下ろす結城。

下着姿の菜々美、
ワイシャツに下はブルーのトランクスの結城。
――そんなシチュエーションでも羞恥なのかゾクッとする高揚感か半々だ。

先ほど体を回転させられお尻を撫でられ知られたくないという気持ちと、
愛撫とは違い患部を診るような手つき――
お尻という恥ずかしさから菜々美は振り向いていたのだ。

『シャワー浴びたいの』
『俺もです、
だからこうして脱衣室にいるわけでしょう?
話を脱線させないでほしいね、色が変わったお尻の理由は?』
『………』
『菜々美…はぁ……心配しているんですよ』

両肩に手を置かれたまま見つめられ彼のそんなため息と口調から菜々美は話し始めた。

※回想※
『いきなりひどいっていうのはないんじゃない?
だいたい江崎さんには関係ないし〜』
『相沢さん人を振り回すのは良くないと思うわ』
『あたしは彼氏以上に結城啓輔が好きなんだから、
それを伝えたいが為にスイートタイムに行ったのに!』
それは勤務先のスイートタイムから呼び出しがあった夜の出来事と一致していたのである。

※更なる回想※
時は前の日20時30分。
『宿泊ですか?
空いてるお部屋をお調べいたしますので少々お待ちください』
『泊まりだけど結城啓輔と寝たいんだから最上階の鍵を出してくれなきゃ』
『あいにく結城は夜は不在で館内にはいません、
完全プライベートですから引き継ぎ出来かねます』
『嘘を言わないでよ!
彼は最上階にいないなら何処にいこうっていうの!?言いなさいよ!』
『お客様先ほども言いましたように結城は』
『連れて来なきゃ此所に居すわろうかしら〜』
相沢にかかわらず予言を求める女達がスイートタイムに結城を訪ねてくる為に、結城はフロント従業員へ純粋に宿泊以外は取り合わないよう通達していた。

相沢は女達の中でも何度も来ておりフロントも平静を維持しつつも、
少々うんざり気味だったので居すわられても他の宿泊客に迷惑だし宿泊を希望する後ろにいるお客の事を考えての結城の呼び出し。

『オーナー』
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